内容説明
グラムシの思想の原点とは何か?混迷を深める現代にグラムシをどう生かすか?グローバル化・IT社会における新しい“読み方”を示す力作。
目次
第1部 現代社会の変容とグラムシ(現代におけるヘゲモニーの崩壊と再生;グラムシのヘゲモニー論;グラムシの知識人論と今日;グラムシの科学・技術論における変革主体;新市民運動の登場と課題)
第2部 グラムシ思想とグローバリゼーションの現在(グラムシの言語論とグローバリゼーションの時代;“ヨーロッパ‐アメリカ”の過去・現在)
著者等紹介
片桐薫[カタギリカオル]
1926年、愛知県生まれ。法政大学放校。現代史専攻。政治学博士。1964年~’72年、イタリア労働運動および左翼文化研究のためイタリア滞在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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