内容説明
深刻化する地球温暖化問題の全体像を提示しつつ温暖化防止を巡る国際的・国内的な動向を踏まえ日本の森林行政・森林保全の在り方に言及する。
目次
第1章 地球温暖化問題の政治的性格
第2章 地球サミットからCOP3京都会議へ
第3章 地球温暖化防止と森林吸収源
第4章 「持続可能な森林経営」の共通責任
第5章 日本森林行政の再編
第6章 地球温暖化問題と森林を巡る国民意識
第7章 京都議定書発効と環境税導入論
第8章 地球温暖化と森林を巡る地方行政の動向
著者等紹介
滑志田隆[ナメシダタカシ]
1951年神奈川県生。早稲田大学政経学部政治学科卒。大東文化大学法学研究科博士課程(職業人)修了。毎日新聞記者として90年から環境庁、農水省、通産省などを担当。湾岸戦争後の環境破壊、地球サミット(国連環境開発会議)、中国酸性雨問題、フィリピン熱帯林などの特集面取材を担当。都内版デスク、社会部編集委員、科学環境部副部長、山形支局長、人口問題調査会部長委員を経て水と緑の地球環境本部・部長待遇(2007年9月役職定年)。農林水産省林政審議会特別委員。環境省委嘱自然公園指導員。財)日本野鳥の会理事。モンゴル・エコフォーラム監事。日本山岳会員。博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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