華僑送金―現代中国経済の分析

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  • サイズ A5判/ページ数 496p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846006693
  • NDC分類 334.522
  • Cコード C0033

内容説明

新中国(1949年)からの国内人口移動の実態をふまえ1970年代末からの改革・開放以後の「モノ、カネ、ヒト」の動きを“華僑送金”に絞り込み、現場での長年にわたる体験と豊富な資料に基づき分析する。

目次

第1章 僑郷と海外中国人・中国系人―対外開放後の華僑送金と新移民を中心として
第2章 対外開放後の福建省僑郷の経済発展と海外中国人・中国系人の経済的作用―晋江市を中心として
第3章 改革・開放後の広東省僑郷の経済的変化と海外中国人・中国系人―台山市の新移民、華僑送金を中心として
第4章 対外開放後の僑郷の経済的変化と海外華僑・華人―改革・開放展開から九〇年代初期までの人口(労働力)移動を中心として
第5章 中国新移民と人口センサス
第6章 中国新移民(私事出国者)と主要送出地
第7章 華僑送金と僑郷の経済的変化―厦門中国銀行資料を中心として“文革”前から改革までを考察
第8章 僑郷における外貨と金融市場化への歩み
第9章 改革・開放後の民間金融と僑郷
第10章 新たな段階の華僑送金(僑匯)と新移民、個人外貨預金と中国銀行
補論 中国国内人口移動についての一考察―建国後から改革・開放初期までの大都市等を中心として

著者等紹介

山岸猛[ヤマギシタケシ]
1944年、群馬県に生まれる。1973年、拓殖大学国際経済研究科修士課程修了。徳山大学経済学部助手・講師・助教授・教授、八千代国際大学政治経済学部教授を経て、2002年3月末まで秀明大学(八千代国際大学が名称変更)総合経営学部教授(但し、2005年3月末まで研究活動で大学名の使用可)。この間、現代中国学会幹事、遼寧大学専家、一橋大学客員研究員、北九州大学・九州大学非常勤講師などを歴任して、現在、日本現代中国学会会員、アジア政経学会会員、日本華僑華人学会常任理事(第1期)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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