論創海外ミステリ<br> 列のなかの男―グラント警部最初の事件

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論創海外ミステリ
列のなかの男―グラント警部最初の事件

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846006587
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

評判のミュージカルの最終公演、観劇のために並ぶ人の列。そのなかで一人の若い男が殺された!彼の前後にいた人間に聞き込みをするグラント警部。事実関係から事件は一見単純そうに見えた。グラント警部は犯人逮捕のため、ロンドンからスコットランドへ、またロンドンへと英国本土を飛び回るが、実際は自らの判断を疑い、苦悩の淵にたたずんでいた…。ミステリ史上に輝く傑作『時の娘』で名を残し、夭折したテイのデビュー作。グラント警部初登場の本格ミステリ。

著者等紹介

テイ,ジョセフィン[テイ,ジョセフィン][Tey,Josephine]
1896~1952。本名エリザベス・マッキントッシュ。スコットランド、インヴァネス生まれ。芸術家を志しロイヤルアカデミーで学ぶもバーミンガムの体育大学に進み、体育教師を経たのち、詩作、短編などの創作をはじめる。メシュエン社主催の長編ミステリ小説コンテストにゴードン・ダヴィオット名義で応募した『列のなかの男』(1929)でデビュー、アラン・グラント警部シリーズが誕生した。寡作ながら、作品それぞれのクオリティーは高く、とりわけ『時の娘』(51)を、江戸川乱歩が“ベスト級の論理探偵小説”と賛辞したことはあまりに有名である

中島なすか[ナカジマナスカ]
津田塾大学国際関係学科卒業。インターカレッジ札幌在籍中。熊本市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nagatori(ちゅり)。

25
あの『時の娘』テイのグラント警部シリーズ第1作。「謎のレバント人」を追う過程が楽しくてドキドキする…ドキドキ…あれ、もう本半分読み終わったけど全然解決の兆しがないんだけど…ん?もう四分の三…あれ??もう8割方読んじゃったと思うんだけど犯人ほんとに見つかるのー!?と、本来の道筋とは違ったところで胸躍らせた一冊。嫌いじゃない、けど、欲を言えば犯人さんからのモノローグとか視点とか見たかったかな><)贅沢な望みです。2023/04/01

ぎすけ

7
「時の娘」のグラント警部シリーズ。最初の事件と言いつつも、既にベテランの域にあるグラント警部。劇場前の列で起こった殺人事件を調べる。話の内容には関係ないけど、上司も割と理解ある人で、警察内部の権力争い等のない、結構牧歌的?な職場で現代の警察モノとは違うな、という印象。ここまで捜査で許されるのか、というのは多々あったが。個人的に結末はアンフェアじゃないか?と思う。2021/03/27

法水

6
グラント警部、初登場。何とも言えない味わいのある作品で、事件も展開も地味だしそのわりに登場人物多いし全体的にのどかだし、どちらかというと物足りなさを感じてしまう。オチも拍子抜けとまでは言わないが、それでいいの?という違和感もあり…だがしかし、嫌いではないのだ。むしろなんとも説明し難い魅力がある。解説で横井司氏が書いている通り、過渡期ならではのスタイルの不徹底さが、かえって読者に不思議な余韻を与えている気がする。もう少しグラント警部ものは読み進めたい。2017/03/16

紗窓ともえ

5
古くささを感じさせられつつも、最後まで面白く読めました。あとがきを見ると公募作品だったのですね。これでグラント警部が世に出た訳ですから、ホームズ物の緋色の研究的な、ある意味で習作的な小説でしょうか。「第三逃亡者」の原作ともなる次作「ロウソクのための1シリング」も読んでみます。2017/04/08

J・P・フリーマン

3
犯人の自首で終わるって、ある意味斬新な結末の推理小説。2016/03/21

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