内容説明
乱歩もその巧妙な手法に魅せられた、アメリカの本格推理作家スカーレット。数少ない作品中、未訳だった最後の一冊が満を持して登場。とある屋敷にて病死する主。その裏でほくそ笑むのは誰だ?未亡人、義姉、主治医、執事、そして親友を名乗る男…。それぞれの横顔が疑惑の影に覆われる。複雑に絡み合った怨念の糸を、ボストン警察のケイン警視が巧みに繙いてゆく。
著者等紹介
板垣節子[イタガキセツコ]
北海道札幌市生まれ。通信教育課程にて慶應義塾大学文学部を卒業。インターカレッジ札幌にて翻訳を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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