内容説明
天草四郎率いるキリシタン一揆、島原の乱。三万七千人の宗徒達を救うべく立ち上がった二人のSHIROH。が、歴史の渦は彼らを大いなる悲劇へと導いていく―。劇団・新感線初、ロック・ミュージカル。その原作戯曲。
著者等紹介
中島かずき[ナカシマカズキ]
1959年、福岡県生まれ。立教大学卒業。舞台の脚本を中心に活動。(株)双葉社に編集者として勤務すると同時に1985年4月、『炎のハイバーステップ』より座付作家として劇団・新感線に参加。以来、物語性を重視した脚本作りで、劇団公演3本柱のひとつ“いのうえ歌舞伎”と呼ばれる時代活劇を中心としたシリーズを担当。2003年、『アテルイ』で第47回岸田国士戯曲賞を受賞
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感想・レビュー
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Yuichiro Itose!!
3
二人のシロウが中心で廻りだす物語。 人の汚さや美しさとか葛藤とか、表の台詞と裏の感情とか、 素敵な作品でした。2013/05/28
warimachi
1
ロック・ミュージカル「SHIROH」の原作戯曲。中島かずきは恥ずかしながらアニメ脚本でしか知らなかったが、こうして読んでみるとそれこそその後の「グレンラガン」や「プロメア」等にも通じる要素が散見され興味深い。というかさすがに面白かった。舞台も見てみたいな。2019/08/30
トムヤムクン
1
この作品の魅力は、中川くんの歌声なのですね2009/03/24