内容説明
アメリカによるテロ報復攻撃、ユーゴ空爆、台湾情勢などの国際問題から、靖国参拝、官僚独裁、マニュアル社会に見られる国内問題までを、一刀両断のもとに論じる。
目次
第1章 危機の思想
第2章 わたしたちは何処にいるのか
第3章 アメリカ、この不可思議なもの
第4章 新帝国主義の台頭
第5章 さまざまな希望
第6章 危機の論理―「闘う共生」のありかを求めて
著者等紹介
岡庭昇[オカニワノボル]
1942年生まれ。評論家。文芸批評を軸に、身体論、反差別、環境論、マスコミ論にわたって発言を展開している。その論理的な機軸は日本近代に対する根本的な批判、再検討にほかならない
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