内容説明
アメリカの今日の繁栄はミシシッピ川を抜きには考えられない。世界第3位の大河の水源から河口までをたどり、その豊饒な水文化を紹介する。
目次
第1章 ミシシッピ川流域の自然と文化(上流域―アイタスカ湖からケイロまで;下流域―ケイロから河口まで;先住民の農耕文明)
第2章 アメリカの水制度とミシシッピ川(アメリカ水法の特徴;ミシシッピ川の大洪水と治水)
第3章 ミシシッピ川流域の産業発展(南部の米産業の発展;ミシシッピ川流域の稲作展開とプランテーション;ミシシッピ川流域の米産業と農民)
第4章 ミシシッピ川の水質汚濁と再生の思想(水質汚濁と環境破壊;ミシシッピ川の水質汚濁のメカニズム)
著者等紹介
家永泰光[イエナガヤスミツ]
1925年山口県生まれ。九州大学農学部卒。農学博士。九州大学、農水省農業技術研究所、国際農林業研究センター(旧熱帯農業研究センター)等を経て、九州東海大学大学院博士課程および農学部教授。その間に、International Rice Research Institute(IRRI)、Indian Agriculture Research Institute(IARI)、University of The Phillipin、College of Agriculture(UPCA)等に勤務。また鳥取大学、佐賀大学、東京農業大学、熊本大学の講師等を歴任
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