内容説明
政治から外交、女性、音楽、礼儀作法、怪奇現象まで―江戸時代の日朝関係を担った対馬藩通詞と朝鮮訳官との問答集。交渉の苦悩、本音を現代に伝える第一級史料。
目次
通訳酬酢 解読編(風儀の部;風楽の部;船上の部;外国の部;乾坤の部;浮説の部;武備の部;官品の部;女性の部;飲食の部;酒礼の部;礼儀の部)
通訳酬酢 原文編
著者等紹介
田代和生[タシロカズイ]
1946年札幌市生まれ。慶應義塾大学大学院教授を経て、2011年同大学名誉教授。同年紫綬褒章受章。2014年日本学士院会員。文学博士。1968年より対馬島を中心に史料調査を開始。1998年~2006年国内外に散在する膨大な宗家文書のマイクロフィルム資料『対馬宗家文書』(ゆまに書房)を監修(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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