内容説明
幼少時代から東京大学まで、秀才少年が自らの思考を徹底分析。
目次
三井淳平作品集
序章 自分では意識したことがなかった「空間的思考法」
第１章 レゴブロックから学んだこと
第２章 空間的思考法につながった力
第３章 空間的思考法の実践
スペシャルコンテンツ１ 河森正治×三井淳平―空間的レゴブロック思考対談
スペシャルコンテンツ２ ご両親インタビュー―三井家の子育て
著者等紹介
三井淳平［ミツイジュンペイ］
兵庫県明石市出身。１９８７年生まれ。２００５年、テレビ番組の「レゴブロック王選手権」準優勝で注目を浴びる。直後に灘高校から、東京大学理科一類に現役合格。入学後に東大レゴ部を創部。２０１０年、レゴブロックを素材とした作品制作や関連する課外活動における社会貢献により、「東京大学総長賞」を個人受賞。２０１１年、「世界最高レベルのレゴブロック作品制作能力を持つ一般人」とレゴ社が認める「レゴ認定プロビルダー」に最年少で選出される（日本人初、世界でも１３人目の快挙）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おれんじぺこ♪(17年生)
28
次男が借りてたのをちらっと読んだ程度ですが、文章がとても読みやすい。ちょいちょいカラーページで載ってるレゴ作品も(もちろん)すごい！その作品を作った年齢も書かれているのですが、15歳とかあって、目が点に(笑)来年次男がこれを作れるとは思わないもの。最後にご両親へのインタビュー記事も掲載。そこでお母様が「小学生のころ、勉強ができると言うことで仲間はずれにされたりしないように気を配っていました」と言われてたのが(かなり)印象に(笑)・・・そんなこと思ったことないから、わたし。2014/09/23
ヨータン
16
空間的思考法というタイトルからして、難しいことが書いてあるのかなと思ったけど、とても読みやすく面白かったです。著者の小さい頃のエピソード全てに両親の愛が感じられて、暖かい気持ちになりました。2016/12/07
ころにゃん
7
レゴブロックが大好きで、TVチャンピオンで準優勝、大学では東大レゴ部を作り、作品制作や課外活動で社会貢献をして東京大学総長賞を受賞。レゴ社が認めるレゴ認定プロビルダー。 １．普遍的なものの魅力に触れる。先人の知恵のエッセンスを知り、多くの人を共感させる魅力は何かを考える。 ２．バックグランドを知る。疑問を持つ。便利なサービス、人気の商品、よい商品は、なぜ？ ３．戦略と戦術を考える。 コミュニケーション力、想像力、情報収集力、集中力、行動力。すべてに共通するのが観察力と分析力。 2025/09/07
Midori Matsuoka
3
テレビチャンピオンで知ったレゴビルダーの三井さん。とてつもなくスゴイ人、というイメージはあったけど、この本を読んで更に圧倒された。 何がすごいって、灘校→東大現役合格だったり、最年少、日本人初のレゴ認定プロビルダーだったりの肩書きだけみてもとてつもなく頭の良い人なのに、本書に私のわからない言葉は全然なかった。読み手のことを考えてわかりやすい言葉や表現で書かれていることがまずすごい。 中身は更にすごくて彼の思考法が常に多面的で柔軟だということがよくわかる。彼自身がレゴブロックのようだと思った。超オススメ。2021/01/21
ぴよぴよ
3
中身を見て、レゴの人だ〜！と初めて知る。テレビチャンピオンにも出た人とは。作品のカラー写真に唖然。すごい！ドラえもんは簡単そうに見えるけれど、ものすごく苦労した話とか面白い。レゴブロック、やってみたい。2012/05/05
