出版社内容情報
愛せない母の看取りをめぐる、娘の心の葛藤を描いたノンフィクション。
最期の日、あなたは親と仲直りできますか?
――親の死後に後悔しないための20のレッスン
末期がんを宣告され、
余命いくばくもないはずの母・好子は、
元来強気で決して治療を諦めようとしない。
懸命に病気と闘う母を不憫に思う半面、
「母を愛していない」と
言葉にできる私は冷血漢なのか、と心が揺れる日々。
父・真次郎による老々介護は心配だが、
母との同居を考えるだけでめまいがする――。
愛せない母の看取りをめぐる、
娘の葛藤を描いたノンフィクション。
「自分のルーツを知り、未来を選び取る」
「小さな奇跡に感謝する」
「親子でも完全に理解し合うことはないと知る」
先立つ親とのわだかまりを解消するために、
今日からできること――。
【レッスン1…がんの告知】~まずは自分の感情に気づく
【レッスン2…初めての入院】~逆境という再構築のチャンスをつかむ
【レッスン3…抗がん剤開始】~時の流れとともに変わっていく心を知る
【レッスン4…手術】~シンクロニシティを信じる
【レッスン5…コーチング開始】~罪悪感を手放す
【レッスン6…結婚式】~大切なことはあきらめない
【レッスン7…回想】~自分のルーツを知り未来を選び取る
【レッスン8…水腎症併発】~お互いの境界線を認め合う
【レッスン9…転院】~助けることは見守ること
【レッスン10…副作用】~笑顔でそれでいて毅然なNOを
【レッスン11…自宅療養】~地域のサポートをありがたく受け入れる
【レッスン12…リビングウイルを書く】~小さな奇跡に感謝する
【レッスン13…76歳の花嫁】~未来の記憶をともに創造する
【レッスン14…在宅かホスピスか】~運命を静かに受け入れる
【レッスン15…余命更新】~人の尊厳を傷つけないための懐柔策
【レッスン16…急患外来】~どんなにみっともなくても最善を尽くす
【レッスン17…ホスピスへの入院】~決める時は一発で
【レッスン18…せん妄】~悲劇を喜劇に変える
【レッスン19…意識不明】~親子でも完全に理解し合うことはないと知る
【レッスン20…危篤という日常】~神様はご褒美を忘れない
【著者紹介】
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内容説明
末期がんを宣告され、命余いくばくもないはずの母・好子は、元来強気で決して治療を諦めようとしない。懸命に病気と闘う母を不憫に思う半面、「母を愛していない」と言葉にできる私は冷血漢なのか、と心が揺れる日々。父・真次郎による老々介護は心配だが、母との同居を考えるだけでめまいがする―。愛せない母の看取りをめぐる、娘の葛藤を描いたノンフィクション。生きる意味とは?親子の愛とは?著者が学んだ20の人生レッスンを収載。
目次
がんの告知―まずは自分の感情に気づく
初めての入院―逆境という再構築のチャンスをつかむ
抗がん剤開始―時の流れとともに変わっていく心を知る
手術―シンクロニシティを信じる
コーチング開始―罪悪感を手放す
結婚式―大切なことはあきらめない
回想―自分のルーツを知り未来を選び取る
水腎症併発―お互いの境界線を認め合う
転院―助けることは見守ること
副作用―笑顔でそれでいて毅然としたNOを
自宅療養―地域のサポートをありがたく受け入れる
リビングウィルを書く―小さな奇跡に感謝する
76歳の花嫁―未来の記憶をともに創造する
在宅かホスピスか―運命を静かに受け入れる
余命更新―人の尊厳を傷つけないための懐柔策
急患外来の連続―どんなにみっともなくても最善を尽くす
ホスピスへの入院―決める時は一発で
せん妄―悲劇を喜劇に変える
意識不明―親子でも完全に理解し合うことはないと知る
危篤という日常―神様はご褒美を忘れない
著者等紹介
川上澄江[カワカミスミエ]
ノンフィクションライター、翻訳者。1963年、神奈川県鎌倉市生まれ。上智大学卒業後、毎日新聞社、米通信社の記者を経て、90年、初の著書『新聞の秘密』の出版を機にフリーランスに。ブリティッシュコロンビア大学政治学部の修士号(女性学専攻)を取得するも、帰国。以後、ニュース番組の翻訳や企業インタビューなどを中心に活動する
片町守男[カタマチモリオ]
1969年生まれ。95年、金沢医科大学医学部卒業。昭和大学病院、諏訪中央病院、総合高津中央病院での消化器内科医としての経験を経て、2003年に衣笠病院にて緩和ケアの専門医に。06年より湘南中央病院に勤務し、現在は緩和ケア病棟医長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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