内容説明
「“企業が社会に敏感に対応する”との捉え方は間違っている」とまで断定する本書は、日々のビジネスに生じている対立や問題点を例証しながら、その背後にある仮説、価値観、そして倫理性を検証し、相対主義イデオロギーの役割や企業の社会的責任論について体系的かつ詳細に検討。自律した個人尊重の事業戦略を提起し、倫理と戦略の結合と統合を追求する力作。
目次
第1部 倫理と戦略:真の革命(マネジメントにおける革命;相対主義という問題:郷に入りては;倫理に関する論証;事業戦略:それは倫理と戦略の有機的結合である)
第2部 いかにして倫理と戦略とを結合していないのか(倫理と戦略の分離:企業の社会的責任の事例;企業戦略の経済理論;倫理と戦略プロセス)
第3部 倫理の探求(個人尊重の事業戦略)