内容説明
アベノミクス＆世界の動向はこう読め。
目次
序章 ガラクタ評論家を総入れ替えせよ
第１章 ユーロ危機で解る世界経済の実相
第２章 古い経済学の時代は終わった
第３章 日本の金融と役所の規制
第４章 公共事業で地域は復活するか？
終章 経済学に求められる「人生の知恵」
著者等紹介
日下公人［クサカキミンド］
評論家。原子力安全システム研究所最高顧問。日本財団特別顧問。社会貢献支援財団会長。三谷産業株式会社監査役。日本ラッド株式会社監査役。１９３０年兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、（社）ソフト化経済センター理事長を経て、東京財団会長を務める。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍
渡邉哲也［ワタナベテツヤ］
作家・経済評論家。１９６９年生まれ。日本大学法学部卒業。貿易・卸の企業に勤務の後、独立。複数の企業運営にも携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T坊主
6
１．アメリカも帝国であるが、根本は州。２．米駐在の特派員の記事は読むな。３．自己正当をしない日本人は帝国をつくる事に向いていない。４．戦争もビジネスの一つ、平和を守る為には、戦備強化も時には戦備放棄も手段の一つ。５．紙幣を大量に印刷してばら撒いても人は幸福にならない、貨幣以外の幸福を前提にした産業革命が必要。６．新政権の仕事は外圧に対して命がけで国の名誉を守る事、国民に対してしっかり働けと言う事。貨幣の増発はその後。７．ガラクタ評論家を総入れ替えしろ。遊び人で風流で文化人で自分の境地を持っている人を等。2013/07/07
ｋｅｉトモニ
6
この本の広告を掲載した朝日・日経等の新聞は自社の記事は価値がないとお認めに…。アカが書きヤクザが売って、馬鹿が読むって…か。民主党政権下の為替介入16兆4千億円、これは効果がなく自民党政権誕生と強い姿勢を示しただけで、円は10円以上動く。政府がいかに大切なのかを示す事例で、強い政府が国民国家を守るのである。これに尽きるのです。ＴＰＰも向うから入って下さいと言って来るそうです。亀井議員が円滑化法を通したのは自分を支援している某信用金庫のためとは、おのれ亀井の野郎め。ところで、ギリシャにも埋蔵金があるらしい。2013/06/28
renren
5
んー……国家単位、政権単位の発想で経済を分析しても意味が乏しいということ（経済主体単位、その連続〈民族や「コネ」単位〉で見ろということ）や、新聞はただでさえ時間的に後追いの上広告関係や「書きたいこと」で視野が狭いためにためにならないことは同意。鋭い視点の切り口も。…でも、日下氏の意見（僻地は捨てろみたいなアダムスミス的極論等）は所々まずい。年寄りに多いんだ。自分の経験を誇りにし過ぎなのと、未来に責任を追わない偉そうなラディカルさ。高齢化社会の日本のガンだとすら思うよ…。あと対談形式は失敗だと思う。2013/11/16
nori
3
Don't read this book. You become a fool. At first, the title is not related with the contents. Just an afternoon tea chat with right and poor economists with known articles in Internet. Such executive of 長銀 might sold his own company to scavengers.2013/07/08
siva
2
凄いタイトルだけど、まじめな本です。渡邉さんが幼い頃からおじいさんに言われていた言葉は勉強になる。2014/01/11
