出版社内容情報
囲碁のルールの入門書解説書ではありません!これさえ、知っていれば囲碁番組が楽しくなるという知識をまとめました。
内容説明
群雄割拠・百花繚乱のスター棋士。囲碁界のシステムと歴史。10分で丸わかり、超カンタンな囲碁入門。知っておきたい用語解説。観る碁のための決定版ガイド!
目次
第1章 スター棋士VSスター棋士 注目対局を観戦しよう!(「棋士」の定義とは?;囲碁界と将棋界、段位システムは同じ? ほか)
第2章 もっと楽しくなる囲碁文化 そしてAI(囲碁の発祥と伝来は?;発展の歴史 ほか)
第3章 10分で丸わかり、超カンタンな囲碁入門(囲った陣地の広いほうが勝ち;呼吸点をすべて塞ぐと、石を取れる ほか)
第4章 知っておきたい用語解説(テレビ早碁棋戦の仕組み;観戦時に現れる用語 序盤編 ほか)
著者等紹介
佐野真[サノマコト]
1970年生まれ、東京都出身。立正大学文学部卒業。日本棋院出版部に勤務したのち、2001年にフリーライターへと転身。現在は読売新聞と東京新聞で囲碁の観戦記者を務めるとともに、大学時代の野球部経験を活かし、野球ライターも手がける。2005年から12年まで囲碁将棋チャンネル『週刊囲碁パラダイス』にてMCコメンテーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
60
2021年刊行。囲碁のルール、プロ囲碁の世界、囲碁の歴史などをわかりやすく紹介している本。序章で「こんなに単純なゲームなのに、プロが存在するのはどういうことか」を説明するとあり。囲碁書籍フリークの私もその説明はぜひ知りたいと思ったが、著者自身の文章では具体的な記述はなし。柳澤理志六段の執筆担当部分で部分的に語られるのみ。また、囲碁史の江戸時代の記載については、内容に不満がある。2024/07/03
読書は人生を明るく照らす灯り
15
囲碁の歴史を知る事で、将棋がより強くなる道筋がありそう。囲碁は打たないけど、観る碁として囲碁を楽しみたい2024/12/19
キリル
11
知っておいたらもっと囲碁番組を楽しめる、囲碁界や棋戦のこと、活躍している棋士や囲碁の歴史が取り上げられている本。敷居が高い、盤上で何が起きているのか分かりづらいことに定評のある囲碁のルールや打ち方の説明は最小限に、関わる棋士たちや歴史など興味を持ちやすそうなところに焦点を当てていて面白かったですし、囲碁界の魅力を伝えようとする姿勢は伝わってきました。打ち手の個性を感じる碁の方が魅力があるのはその通りだと思いました。インタビューも面白かったですし、柳沢先生のコラムでの囲碁と将棋の比較に共感を持ちました。2023/01/28
detu
9
図書館新刊棚。2021/12/02
gokuri
2
十数年、将棋にばかり興味がいっていたので、最近の棋界の状況をゆるく把握しようと思い図書館から借り入れ。 なんとなく、井山さん以外は地味な感じで、一般的な盛り上がりは期待しずらい雰囲気が伝わる。 正直、見た目、はでさがなく難しい感じがするものだし、若手の顕著な台頭が少なく、中韓に差をつけられてしまったこと名田があるのかもしれない。 がんばってほしいとエールをおくりつつ読了。2023/03/26