出版社内容情報
社内に眠る膨大な量のデータを活用すれば、ビジネスの問題が解決できる。担当者一人の中小企業でもできるデータ分析の基礎を学ぶ。
目次
1 データを活用して、何が嬉しいの?(データでミラクルは起こるのか?;データでより良い果実を確実にする ほか)
2 なぜ「見える化」しても成果がでないのか?(「見える化」の誘惑;データからもたらされる2つの情報 ほか)
3 ビジネス上の課題をデータ分析で解決しよう!(筋のいいテーマ設定をしよう!;データでより良いアクションを導き出す ほか)
4 データ分析の道具箱(誰でも使えるQC7つ道具;実はみんな使っている新QC7つ道具 ほか)
著者等紹介
高橋威知郎[タカハシイチロウ]
株式会社セールスアナリティクス代表取締役。データ分析・活用コンサルタント。内閣府(旧総理府)およびコンサルティングファーム、大手情報通信業などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Dice/K
1
良書。基礎講座、と銘打っているだけあって何故分析をするか、何のためにするか、というところに重きをいており、具体的なツールや数式の紹介はない。しかし、データ分析やAIに対して、名前だけが先行しがちな中において、しっかりと地に足がついた説明がなされている。最初に著者も記載されているとおり、データ分析は課題解決の手段の一つであることを忘れずにいたい。分析要素が少ないところから(時間要素以外、時間要素系、実際とったアクションという順)での分析例もあり、素人には大変参考になった。2020/06/07
五十嵐
0
分かりやすくて良かった。2022/12/17
さーや
0
時折誤字があるのが気になった。 データ分析やれって言われる可能性のある仕事なので、入門編としてその時また読もうと思う。2022/03/13
Q_P_
0
ワークマンのように分析ができるようにならないとダメだ、などと言われて担当者になってしまったような人が読むと参考になるかもしれないと思いました。いろいろな分析手法の理屈などの解説というより、そもそも分析とはどういうことを行うことなのか、といったことが詳しいので。2021/03/02
Fumie Togo
0
データ分析とはなんぞや、という概要や心得について平易な文章で書かれた良書。勘所がつかめました。2021/02/06