内容説明
オックスフォード大学で教鞭をとる数学者であり、カメラ草創期に活躍した写真家でもある―さまざまな顔をもった生涯と作品世界の秘密を読み解く。テニエルの原書挿画やモデルとなったアリス・リデルの肖像写真など、図版80点を収録。
目次
1 キャロルの生涯(あの金曜日の午後、すべてが動き始めた;チャールズ・ラトウィジ・ドッドソンの生誕 ほか)
2 キャロルの作品(『地下の国のアリス』;『不思議の国のアリス』 ほか)
3 アリスの窓から広がる風景(ノンセンスの力学―センスはノンセンスを、ノンセンスはセンスを求める;アリスの国の鏡像)
側光でみるルイス・キャロルの万華鏡(ルイス・キャロルの英国;ルイス・キャロルの自然誌 ほか)
著者等紹介
安井泉[ヤスイイズミ]
1948年、東京都生まれ。日本ルイス・キャロル協会会長、聖徳大学教授、筑波大学名誉教授。ロンドン大学客員教授、英語語法文法学会会長等を歴任。著書『音声学』(現代の英語学シリーズ第2巻、開拓社、第27回市河賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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