アップルのデザイン戦略―カリスマなき後も「愛される理由」

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アップルのデザイン戦略―カリスマなき後も「愛される理由」

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  • サイズ A5判/ページ数 183p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784822264888
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C2034

出版社内容情報

世界で最も愛されるブランド、アップル。なぜそれほどまでに、多くの人々をひきつけるのか。モノ作りの思想からコミュニケーション手法まで、企業をどのようにデザインしているかを、アップル製品の分解や調査、関係者への取材など様

内容説明

ルイ・ヴィトン、シャネル、ロレックス…アップルの目標は「高級時計」を超えるブランドだった!?アップルのモノ作りを「分解」から解き明かしiWatch、そしてiPhoneの未来を予測する。

目次

第1章 分解(iPhone 5―恐ろしく洗練されたが、挑戦はない;iPod touch―「一見普通」に隠された恐るべき金属加工 ほか)
第2章 箱(アップルが見せる「シャープな角」への執念;1箱600円。「豆腐型」パッケージの革命)
第3章 対決(VS.ソニーほか―iPhoneは、もはやファッションアイテム;VS.マイクロソフトSurface RT前編―周辺機器はアップルを超えたか ほか)
第4章 未来(ワイヤレス充電はアップルストアで生きる;圧力センサー搭載デバイスで広がるジェスチャー操作の可能性 ほか)
第5章 識者が見るアップル(インタビュー1 ナガオカケンメイ―ブランド作りの多くをアップルから学んだ;インタビュー2 大杉信雄―アップルの思想は、ジョブズ後さらに先鋭化した)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マガリ

26
アップルの製品は美しい、『デザイン』を何よりも大切にする。合理的でシンプルな設計、最先端の加工技術が織り成す芸術作品といえる。滑らかな曲面をもつ筐体、チップ部品が整然と配列されたメイン基板、顧客がワクワクするようなパッケージ(箱)にも妥協は許さない。すべてが常に最高レベルであることは間違いない。『デザイン』に関する膨大な特許を取得し、Samsungとの訴訟問題は印象的であった。改めてアップル製品の凄さを実感した。はたして『iWatch』はどんな体験を提供してくれるのだろうか。★★★★☆2014年5月刊行2014/07/06

akira

18
衝動買いの一冊。少々高かったが写真付きで見ていても楽しい一冊。はじめてiPhone 3GSを買ったとき、はじめてMacBook Proを買ったとき、それぞれ、そのものが持つ角の曲線に感動した。良いものを手に入れたなという満足感は最高の顧客体験だったなと。今思うのは手がける商品の箱はiPhoneの箱のようなものが導入できないかということ。細部にまでこだわるものを追い求めたい。「商品の質感にこだわって撮影された写真につやのある箱は、それを持ち帰る人を誇らしい気分にさせるに違いない」2017/02/26

11
とても面白かったです。iPhoneの内部や切断面を見られて、その素晴らしさを再認識しました。もはや、電化製品ではなく芸術品。 appleの製品を持った時の多幸感は、宝石や高級時計を持った時のそれと同じなんだろう。2017/03/14

Kenji

10
アップル製品の美しさは普通の人には絶対目にする事のない本体内部へのこだわりに現れている。普通の会社なら経費削減できる部分にもお金をかける。だからこそアップル製品は高価だけど売れるのだろうな。2017/07/01

とりもり

4
見えない裏側にまでこだわる徹底ぶり。箱の異様なまでのクオリティ。ここまでやれば、そりゃ他社はついていけないよなぁと。でも、アップルのプロダクトがどんどんコモディティ化していく中、このこだわりが高価格を正当化できるだけのバリューを維持できるとは思えず、どこかで路線転換が必要になるのではないか、そんな気がする。いつまでもバリューを維持し続けるようなお伽噺があってもいいけどね。★★★★☆2017/04/28

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