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すいか シナリオBOOK

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  • サイズ B6判/ページ数 486p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784820399063
  • NDC分類 912.7
  • Cコード C0076

内容説明

世間のしがらみに縛られ、煮詰まっている三〇代半ばの信用金庫職員・基子。他人としがらみを持つことを恐れる、二〇代後半の売れない漫画家・絆。時代からこぼれ落ちたような二人が、今どき珍しい“賄い付き下宿”で出会い、共同生活を始める。他の下宿人は、謎めいた年齢不詳の大学教授・夏子と、大家を務める明るい大学生・ゆか。年齢も境遇もばらばらな彼女たちが、お互いの存在を通して、それぞれに新たな生き方を見つけていく―。二〇〇三年夏に放送され、話題を集めた同名テレビドラマのシナリオを完全収録。向田邦子賞受賞。

著者等紹介

山田あかね[ヤマダアカネ]
東京都出身。TV制作会社でディレクターをつとめた後、小説、シナリオを書き始める。『終わりのいろいろなかたち』で文学界新人賞佳作。ドラマ演出、漫画原作など幅広く活躍。2004年、小学館文庫小説賞受賞作品、『ベイビーシャワー』を出版
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

林 一歩

35
多分、心の中のNo1なドラマのシナリオ。全話リアルタイムに見てました。放映から12年も経ってますが、これ読みながら頭の中ではドラマのシーンが思い浮かび、笑ったり涙ぐんだり。久しぶりにDVD見ようかな。 ハルマゲドンは来なかったけど、ツインタワーは無くなった。変わらない日常は続いているけど、何かは確実に変わっている。思えば、土曜日の21時に放映されていたのが、奇跡のようなドラマでした。2015/04/19

Our Homeisland

23
面白かったです。シナリオBOOKということで最初はなかなかリズムがつかめませんでしたが、コツが分かって、ドラマの出演者の顔も浮かぶようになってからは、スムーズに読むことができました。 夏子 と 基子 との区別が、少し、つけにくかったですが。良い話、ストーリー、展開、演出だと思います。前も今も、テレビドラマというものをほとんど観ないのですが、このドラマだけは、たまたま目にしてしまってから、夢中になってみました。「昨日のカレー、明日のパン」が話題になって面白かったので、木皿作品を読もうと思いました。2015/07/01

ひ  ほ

12
文庫で読了。ドラマの写真を楽しんで終了。2014/01/19

は〜ちゃん

6
ドラマのシナリオ本。シナリオを買ったのは「北の国から」以来かな。とても大好きなドラマで、DVDまで購入したほど。この作品で脚本家木皿泉さんを知った。木皿さんはこの作品で向田邦子賞を受賞された。この本のあとがきで、このシナリオを書くにあたって密かな決め事があったと告白されている。たしかにハピネス三茶にはよくよく食べ物が舞い込むと思ったら、ある思いが込められていたとは・・・。その意味を知ることができてうれしかった。文庫本に10年後のハピネス三茶が描かれた書き下ろしが収録されているとのこと。読まなきゃ♪

ガチャポン

4
何度読んでも楽しめる。一つひとつの言葉がしみこむ。2012/09/22

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