内容説明
人間は利己的遺伝子に支配される精密機械か。いま明らかにされる人間の正体。
目次
第１章 「人間とはどういうものか」を科学の目で探る（「からだ」がつくられる仕組み；目に見えない「いのち」は果たしてあるのか、ないのか ほか）
第２章 人間は物質だろうか（人間機械説の問題点；「ＤＮＡ」はからだの創り主、造物主であるのか ほか）
第３章 「人間とはどういうものか」を哲学や宗教の中に探る（哲学史に見られる代表的な人間理解；釈尊の人間観 ほか）
第４章 人間の本性を問う（人間の本性は利己的か利他的か、善か悪か；人間の生体メカニズムに見られる社会的人間の原型―個と全体の関係 ほか）
著者等紹介
中西真彦［ナカニシマサヒコ］
１９３０年、三重県生まれ。京都芸術大学卒。関西学院大学博士課程（哲学専攻）修了。大学で助手を務めた後、株式会社ベンカン入社。１９７０年、社長。元東京商工会議所副会頭。元日経連政策委員・常任理事。元新産業人会議代表。元財団法人国際科学振興財団会長。政府関係公職としては政府税制調査会委員。金融制度調査会委員。産業構造審議会委員。中小企業政策審議会委員。資金運用審議会専門委員。行政改革委員会参与・規制緩和小委員会委員。住宅金融債権管理機構（現ＲＣＣ）監査役。現・内閣府認証ＮＰＯ法人「ものづくりＮＰＯ」理事長。産業ＮＰＯグループ会長
土居正稔［ドイマサトシ］
１９２７年、高知県に生まれる。三重農林専門学校（現三重大学）卒業。関西学院大学大学院博士課程修了（哲学専攻）。元奈良芸術短期大学教授
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