内容説明
本書は、褥瘡の病態、予防から治療、管理までの全貌を明らかにし、診療現場に即応した実践的な管理方法を鳥瞰した点で、まさに「新・褥瘡のすべて」の面目躍如たるものがある。2005年策定の「科学的根拠に基づく褥瘡局所治療ガイドライン」を全面的に踏襲しながら、褥瘡をめぐる目覚ましい進歩を積極的に取り入れた、すべての医療スタッフのための褥瘡バイブルである。
目次
褥瘡の発症機序
褥瘡のリスク評価
褥瘡の予防
褥瘡のスキンケア
褥瘡の栄養管理
創傷治癒のメカニズム
褥瘡の分類
褥瘡治療のコンセプト
慢性期褥瘡治療の実際
ドレッシング材
難治性褥瘡の治療
褥瘡の外科的治療
褥瘡の物理療法
褥瘡発症後のケア
褥瘡のチーム医療―急性期病院を例に
在宅での褥瘡ケア―予防・治療・介護
患者家族の教育
褥瘡患者のクリニカルパス
褥瘡ケアの質の保証
褥瘡をめぐる今後の展望
著者等紹介
宮地良樹[ミヤチヨシキ]
京都大学大学院医学研究科皮膚科学教授
真田弘美[サナダヒロミ]
東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻老年看護学分野教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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