内容説明
大正から昭和の初期にかけて、温泉地や地方の歓楽街の土産物屋で、ひっそりと置かれていた大人のための置物。それが「和印」。壊れやすい土、象牙等の猫やお面の裏に隠された物は。コレクター北原照久が約30年かかって集めた秘蔵のコレクションが、ついにベールを脱ぐ。
著者等紹介
北原照久[キタハラテルヒサ]
1948年東京生まれ。ブリキのおもちゃコレクターの第一人者。1986年4月、横浜山手に「ブリキのおもちゃ博物館」を開館。平成15年11月より6年間、フロリダディズニーワールドにて「Tin Toy Stories Made in Japan」のイベントを開催。現在、テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」に鑑定士として出演。また、ラジオ、CM、各地での講演会等でも活躍中。第24回「2007年ベストジーニスト」受賞、2007年度「横浜文化賞」受賞、株式会社トーイズ代表取締役、横浜・羽田・箱根・河口湖・大阪に博物館を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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oldman獺祭魚翁
26
図書館本 和印…この言葉を見てピンとくる方は物識りか余程の好事家でしょう。某別サイトでの書評を読んでどうしても読みたくなり、高価ゆえ思いきって図書館で借りました。和印と春画や春本等を表す隠語で、これを笑い物と言った所から来た言葉のようです。この写真集に載っている土製の置物は、全て裏を返すと男女和合の図柄が焼かれています。昔は温泉地などの土産物屋でひっそりと売られていたものだそうで、焼きが甘く壊れやすいことと、基本表に出ない(出せない)物なので、骨董市では結構高価な値段がついている様です。…続く2016/11/12
南包
1
某図書館で借りてきました。出た当時購入しようかと迷いましたが、結局買わなかったのです。ネットで図書館のサイトを調べていて、蔵書として持っている図書館を見つけ、早速借りてきました。2012/09/14
takao
0
大正から昭和につくられたもの2017/09/30