内容説明
東京23区に23のスナック街を見つける旅。
目次
品川区・武蔵小山飲食街
世田谷区・三軒茶屋三角地帯
杉並区・高円寺エトアール通り
葛飾区・呑んべ横丁
北区・赤羽駅東口
江東区・亀戸6丁目
中央区・人形町
豊島区・池袋駅東口
目黒区・学芸大学学大十字街商店街
大田区・西蒲田〔ほか〕
著者等紹介
都築響一[ツズキキョウイチ]
1956年、東京生まれ。76年から86年までポパイ、ブルータス誌で現代美術、建築、デザイン、都市生活などの記事をおもに担当する。89年から92年にかけて、1980年代の世界の現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アート・ランダム』を刊行。以来現代美術、建築、写真、デザインなどの分野での執筆活動、書籍編集を続けている。1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』刊行。1996年発売の『ROADSIDE JAPAN』で第23回・木村伊兵衛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
DEE
11
スナックって上司とか先輩に連れて行ってもらうイメージがある。 もう自分はそういう働き方をしていないので、もしかしたら二度とスナックに入ることはないのかもしれない。でも空間としてはとても面白いと思う。スナックが密集している通りとかを見かけるけど、なんとなく住み分けができてるんだということがこの本を読むとよくわかる。 それにしてもこれだけの数、よく飲み歩いたなと感心した。2019/10/08
emi
2
東京タイムアウトで気になっている都築響一さんの本。紙面目一杯のレイアウトは読みにくさを感じなくはないが、あえてそれもOKというところか。23区内の23のスナック街を写真と取材でまとめた本。街の変遷なども書かれており、写真に添えられている説明もさすがの取材力で読み応えがある。価格が高いと感じる方もいるかもしれませんが、相応の濃さはあります。昭和の経済成長の陰で、微塵も感じさせないけど苦労してきた女性達がいたのだと思う。男はナイーブで、これは今も変わらないかも。開発という名の下で味気ない店が増える事は残念。2013/04/14
天邪鬼郎
1
迫力のある表紙に惹かれつい手に取った一冊。 著者は木村伊兵衛写真賞を受賞されたこともあると知って 納得。スナックの雰囲気と酒は好きでも、カラオケ嫌い(聞くのは好き)とタバコもやめて10数年が経過しており 足は遠のくばかりだが師匠の影響で再加熱の予感? 2020/02/24
shunkichi
0
H図書館。東京にはまだまだ知らないところがあるのだった。2012/04/16