内容説明
勝海舟が愛し、西郷隆盛が食べ、山岡鉄舟が通った、江戸東京の老舗名店を一挙紹介。永倉新八率いる「靖共隊」の借用書など貴重な資料、満載!歴史年表からは決して知ることの出来ない、もうひとつの幕末維新史!!
目次
勝海舟のスポンサーを務めた―ちくま味噌
靖共隊の証文が残る―にんべん
明治天皇に抹茶アイスクリームを届けた―銀座平野園
西郷隆盛がスイカを買い求めた―千疋屋総本店
寛永寺輪王寺宮ゆかりの老舗豆腐―根ぎし笹乃雪
明治天皇即位の折りに納められた蒲鉾―神茂
福沢に学んだ丸善創始者考案の名物―丸善の早矢仕ライス
無血開城談判の際に届けられた寿司―蛇の目鮨
元土佐藩士が開業した銀座の老舗喫茶―カフェーパウリスタ
寛永寺に漬物を納入していた―酒悦〔ほか〕
著者等紹介
三澤敏博[ミサワトシヒロ]
1976年、大阪生まれ。宝塚造形芸術大学卒。グラフィックデザイナーとして活動する傍ら、雑誌の企画や連載などを行う。主に幕末史に造詣が深いことで知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
り こ む ん
23
創業のエピソードから、有名人との関わり、歴史的事件の目撃等々、ちょっとした歴史のお勉強と、その老舗が守り受け継ぎ、紡いでゆく歴史の空気を感じに出掛けたくなることうけあい。ちょーっと、お財布の中身が気になるところだけど、行ってみたい!もしかして、ここの席に!!なんて、事もあるかもしれない。ロマンだ!2015/06/16
yuzuriha satoshi
12
あの店の店名の由来 この食べ物の誕生秘話 維新の嵐を乗り切った老舗に伝わる手触りのある歴史談 幕府に義理を立てて廃業してしまった店もいっぱいあった中で、勝海舟と山岡鉄舟が説得して続けさせたお店もある 食べ歩きにテーマが欲しい向きには格好のガイドブック 2014/12/30
西澤 隆
5
深掘りせず、噂話程度の確度のものも気にせず、関わった(かもしれない)当時の偉人有名人とお店のエピソードと名物を並べる「当時のモチーフで作った旅行ガイド」的なもの。だから幕末のいろいろについて深い知識がなくても楽しめるし、最初から順を追って読まずともぱらぱらと知ってる店、ゆかりのあるお店のところを拾い読みしても楽しい。とらやの項で当主の本「虎屋 和菓子と歩んだ五百年」が紹介されているように、深掘りしたい時の読書ガイドにもなります。おいしいお茶とともにあんこがおいしい和菓子を傍らに読むと楽しいんじゃないかなあ2025/11/21
キコ
3
幕末に愛された老舗が今でもこれだけ残っているのはすごい、行ってみたい。でも、きっとお高いんでしょうね…お値段がどこにも書いてない(^^;)羽二重団子なら、いけるかな…2015/05/06
印度 洋一郎
3
江戸時代より今に続く、そば屋、うなぎ屋、割烹、洋食屋、菓子店などの老舗の中から、幕末維新の歴史的人物に縁のある名店を、そのエピソードと共に紹介。非常に品のある文体が「老舗中の老舗」の香りが漂う。勝海舟と山岡鉄舟が度々登場しており、江戸っ子で食通同士だったことが伺える。あんパンの木村屋総本店の看板は鉄舟の作だった。それから、早稲田界隈はやはりと言うべきか、大隈重信関係の店が多い。意外だったのは、悪者イメージの強い山縣有朋のお抱え料理人が開いたのが、人形町の洋食屋小春亭だったということ。2015/04/22




