• ポイントキャンペーン

青い森の国〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784812447079
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

縄文期。意識もなく大海で漂流していたヒカリは東北のとある海岸に打ち上げられる。そこにはヒカリと違う文明の人種が暮らしていた。「海辺の村」の老婆コズマと美しい娘サヤの手によってなんとか一命を取り留めたヒカリ。しかし、彼は記憶を失っていた。自分がどこから来たのか、どうして流されていたのか全く覚えてない。村の住人に恩返しをしようとヒカリが動き始めた矢先、村民の子供が何者かにさらわれてしまう。記憶を失っているヒカリは、村の若者ナムと力を合わせ子供の救出に向かうが、人間とは比べものにならないほどの怪力の持ち主半人や凶暴な獣たちがふたりの勇者の行く手を阻む―。

著者等紹介

菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業。1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。著書は300冊を超える。映像化、アニメ化された作品も多数。また英語・ロシア語でも翻訳出版されており、幅広いファン層に支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Book Lover Mr.Garakuta

7
図書館本:さすが菊池秀行、話の展開や構成が面白い。縄文時代の話だ。2019/01/20

4
原始時代のファンタジーというべきか。その前編。未知との遭遇であり、閉じられた世界が開かれる前兆か。2022/10/19

じお

3
★★★☆☆ 縄文期、海沿いの村に一人の男が船に乗って漂着する、「ヒカリ」という名前以外記憶を失っていたその男が村にもたらすものは死か、それとも、伝奇小説の大家がおくる時代ファンタジー上巻、ババアの添い寝はNG。縄文事態を舞台にしたファンタジーというのが新鮮、今まで読んだ事のない時代背景の作品なので楽しめた、作者の他の作品はほぼ読んでないのですが、ほかの作品と繋がりが無いようなのでここから楽しめるのもプラス要因。ちょいちょい入る現代注釈も個人的には良い、お話の理解度が上がるというか縄文の知識ないので助かる。2018/02/01

ほずみずほ

2
なんだか久々に読むのに苦労した(笑)何を目的としているのかが謎のままで一緒に登場人物達を追うことが出来なかった、のかな?そしてちょいちょい入る現代目線な解説は一番の謎。なんだか歴史の教科書みたいに(笑)下巻ではこの解説も意味をなしてくるのか??2014/08/29

み~くま

2
大好きな菊地先生の最新作ということで手に取ったのですが、これまでに読んだ菊地作品の中でも、かなり異色の部類に入ると思います。時代は縄文時代。舞台は、遺跡で知られる青森県の三内丸山。菊地先生初の現地取材に基づいて描かれた初の古代伝奇小説。初めて尽くしの小説だけに、菊地先生の熱い想いが伝わってくるようです。この物語にどんなエピローグを用意されたのか、とても興味津々!一気に下巻へ突入したいと思います♪2012/04/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4044816
  • ご注意事項