内容説明
米同時多発テロからアメリカのアフガニスタン報復攻撃で一気にクローズアップされた西側諸国とイスラム世界の対立。だが、問題はここだけではない。世界中いたるところで、いまこの瞬間にも、血で血を洗う紛争が起きているのだ。なぜ、同じ人間が憎み合い、殺し合うのか!?地図で民族・宗教の歴史を読み解きながら、争いの原因をわかりやすく解説。
目次
第1章 血塗られたアフガニスタン
第2章 パレスチナ紛争・中東で燃え続ける火種
第3章 ソ連崩壊と東欧の民主化、民族紛争
第4章 ヨーロッパのテロ事件
第5章 民族紛争と飢餓に苦しむアフリカ
第6章 民族、宗教、領土問題に揺れるアジア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽち
10
井筒俊彦『イスラーム文化−その根柢にあるもの』からイスラーム過激派や現代の紛争、戦争のことが気になりそういえばこんな本を持っていたことを思い出す、2001年12月、911後に発行されたもの。イスラームと西欧文化の対立、メッカを巡る国際紛争にも触れられるがここでは宗教に基づくものでなく民族間の対立が列挙される、特に旧ソ連崩壊後の東ヨーロッパと中東諸国、植民地時代にヨーロッパ列強に火種を埋め込まれたアフリカ各国の情勢の複雑さと根深さには目眩がするようだ2023/12/21
eucalmelon
5
3月にヨルダンとイスラエルに行って嘆きの壁も見てきた。行ったときは平和だったが、それでも日本人でイスラエル在住のガイドさんの話では、空襲があると逃げ込む防空壕があるという。この本を読む限り、元凶の英国は手を拱いているのか、それとも暗躍しているのか…表舞台には現れていない。わざと対立するように仕向けていることも考えられるから、国際政治は怖い。2023/11/13
jj
0
9.11アメリカ同時多発テロ直後の著ですが、世界中の紛争地帯を駆け足でコンパクトにまとめながら教えてもらえます。タリバン、チェチェン、パレスチナ・旧ユーゴ、アイルランド、中央アフリカ諸国、バスク、スリランカ、フィリピン・インドネシアそれと西沙・南沙諸島までも。紛争地帯はそう簡単には解決しないということ、一度紛争が起きると解決困難な状況に陥るということが、よく理解できました。2016/01/15




