“環境法化”現象―経済振興との対立を超えて

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 258p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812216057
  • NDC分類 519.12
  • Cコード C3032

出版社内容情報



辻信一[ツジシンイチ]
名古屋大学特任教授

内容説明

「環境法化」とは、環境保全以外の目的で制定された法律が改正されて環境保全や生態系保護に関する規定が加えられたり、これらの規定を有する新法が制定されたりする現象をいう。昭和30年代の環境法黎明期から現在まで、時代背景と共に辿る。

目次

環境法化現象の意義と環境法の構造
環境法の特徴
環境法化現象の始まり―農薬取締法の環境法化
公害対策基本法の制定と諸法の環境法化
環境保全と産業振興の対立と克服
開発促進法の環境法化
産業振興法の環境法化
文化財保護法のさらなる進展
環境法化と環境配慮
環境法の構造〔ほか〕

著者等紹介

辻信一[ツジシンイチ]
名古屋大学特任教授。1985年京都大学大学院工学研究科修了。同年、通商産業省入省。2011年名古屋大学特任教授。専門は環境法、環境政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。