内容説明
世界人口90億と予想される2050年―植物は人間の道具になる?生を支えあうパートナー…それとも?いま、人と植物の関係を問い直す。
目次
農の変遷と課題
第1部 栽培化と品種改良(栽培化と文明;野生種と栽培種;近代育種から遺伝子組換えまで)
第2部 採集と栽培(採集根茎―トコロの民俗;採集と栽培の共存―ラオスの「在来農法」をめぐって)
第3部 農のあり方をめぐって(近代農法を支えた思想と社会;有機・自然農法の思想と実践;グローバル技術と今後の農業・食文化)
総括 農のジレンマをどう乗り越えるか
総合討論
著者等紹介
江頭宏昌[エガシラヒロアキ]
1964年生まれ。京都大学大学院農学研究科修士課程修了。博士(農学)。山形大学農学部助手・准教授を経て、山形大学農学部教授。専門分野は植物遺伝資源学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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