内容説明
本書ではすべての学級担任が踏まえておきたい1年間の基本路線を明示。学級づくりのプロフェッショナルたちが明かす、最高の学級づくりへのヒント。「ルールとリレーションの育て方」「学級の4タイプ」「K‐13法」など、Q‐U、hyper‐QUを使った学級づくりの基本を網羅。新人教師必読。
目次
第1章 Q‐U学級づくりとは(いまこそ学級集団の重要性に注目せよ;Q‐Uを用いた学級集団づくりの考え方 ほか)
第2章 中学年の学級づくりで押さえておきたいこと(中学年の子どもたちが抱える課題;中学年の集団づくりの留意点 ほか)
第3章 ギャングエイジを再生する学級開きの指導(中学年の学級開き―指導のポイント;学級開き1日目 ほか)
第4章 学級づくり12か月―そのねらいと方法(4月1週目は、学級に前進的な雰囲気をつくる;4月~ゴールデンウィークまでは、安心してかかわれる友達をつくる ほか)
第5章 思い出に残る最高の学級集団
著者等紹介
河村茂雄[カワムラシゲオ]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了。博士(心理学)。公立学校教諭・教育相談員を経験し、岩手大学助教授、都留文科大学大学院教授を経て、現職。日本カウンセリング学会理事。日本教育心理学会理事。日本教育カウンセリング学会常任理事。日本教育カウンセラー協会岩手県支部長。論理療法、構成的グループエンカウンター、ソーシャル・スキル・トレーニング、教師のリーダーシップと学級経営について研究を続ける
藤村一夫[フジムラカズオ]
岩手県出身。盛岡市在住。紫波町立日詰小学校教諭。NPO日本教育カウンセラー協会認定学級経営スーパーバイザー、上級教育カウンセラー。学校心理士。岩手大学大学院教育研究科修了。河村茂雄に師事し、学級崩壊・不登校などを予防する学級経営を研究している。CSSの抽出に携わり、実践・研究を重ねてきた。「2003年日本カウンセリング学会学校カウンセリング松原記念賞」受賞
浅川早苗[アサカワサナエ]
都留市立禾生第一小学校教諭。上級教育カウンセラー。日本カウンセリング学会認定カウンセラー。学校心理士。都留文科大学大学院臨床教育実践学専攻を修了。河村茂雄教授に師事し、Q‐Uを活用した学級経営について、校内研究会や各種研修会で講師を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。