出版社内容情報
小学校・中学校の現場の先生向け。子どもの疑問や興味を大切に,自ら創造的に学ぶ力を育む授業の実践事例集。子どもが“問い”を創る“逆転”の発想!
「問いを創る授業」とは「なぜ? なに? 知りたい!」という知的好奇心と探究心による子どもの疑問や興味を大切に,自ら考え,創造的に学ぶ力を育む授業です。
実践事例も小学校8事例,中学校5事例を集録!
小学校・中学校の現場の先生方へ。
第1章 これからの授業はこう変わる!
1 「子どもの言葉で問いを創る授業」の実際
──不思議のタネ「あさがおをそだてる」
2 教師主導から子ども主体の授業へ!
3 教師に求められる「学びのマネジメント力」
4 これまでの授業と何が違うのか
第2章 子どもの言葉で問いを創る授業とは?
1 教師に求められる学習観の転換
2 教科を通して子どもは何を学ぶのか
3 問いを創る授業で身につく力
第3章 子どもの言葉で問いを創る授業の進め方
1 「子どもの言葉で問いを創る授業」の構造
2 「子どもの言葉で問いを創る授業」のやり方
3 「子どもの言葉で問いを創る授業」のやり方Q&A
第4章 不思議のタネの創り方
1 不思議のタネとは何か
2 不思議のタネの創り方
第5章 子どもの言葉で問いを創る授業の実際
1 「子どもの言葉で問いを創る授業」は最初の授業が勝負!
2 初回ガイダンス・バージョンの実践例
──不思議のタネ「日本海と同じ濃度の食塩水をつくる」
「初回ガイダンス・バージョン」ワークシートの説明
3 「子どもの言葉で問いを創る授業」2回目以降のやり方
第6章 子どもの言葉で問いを創る授業 実践事例集
「子どもの言葉で問いを創る授業」の実際
──不思議のタネ「ハゲワシと少女」
【小学校編】
1年生・国語「どうぶつの赤ちゃん」
1年生・道徳「えへん,へん」
2年生・生活「ショウタ君のトウモロコシが消えた」
4年生・算数「2本の直線をひくと三つの仲間に分けられる」
4年生・社会「高知市で交通事故が起こりやすい交差点第2位」
5年生・社会「同じ名前の車です」
5年生・理科「へその緒は3本ある」
6年生・算数「この面積を求めるのは簡単」
6年生・体育「ふらっと走はハードル走より速い」
【中学校編】
1年生・社会「奈良時代のある村の戸籍」
1年生・数学「負の数も数の世界の仲間」
1年生・理科「微生物はどこにでもいる」
2年生・英語「Her Dream Came True」
2年生・学級活動「私たちの中学校では,授業開始の2分前に着席すると成績が伸びた」
鹿島真弓[カシママユミ]
著・文・その他/編集
石黒康夫[イシグロヤスオ]
著・文・その他/編集
内容説明
すべての学びは「問い」から始まる。問いを創るだけで学習への自我関与が生まれ、子どもの知的好奇心と探究心が高まる。導入・ルール確認、不思議のタネの提示、問いを創る、問いを絞る、問いを使う、まとめ(ふりかえり)。子どもの言葉で問いを創る授業の6ステップ。
目次
第1章 これからの授業はこう変わる!
第2章 子どもの言葉で問いを創る授業とは?
第3章 子どもの言葉で問いを創る授業の進め方
第4章 不思議のタネの創り方
第5章 子どもの言葉で問いを創る授業の実際
第6章 子どもの言葉で問いを創る授業実践事例集
著者等紹介
鹿嶋真弓[カシママユミ]
高知大学教育学部教授。広島県生まれ。博士(カウンセリング科学)。上級教育カウンセラー、ガイダンスカウンセラー、認定カウンセラー、学級経営スーパーバイザー。東京理科大学卒業。筑波大大学院博士後期課程人間総合科学研究科生涯発達科学専攻修了。都内公立中学校教諭、逗子市教育研究所所長を経て、2013年より現職。2008年には東京都教育委員会職員表彰を、2009年には文部科学大臣優秀教員表彰(生徒指導・進路指導)を、2010年には日本カウンセリング学会学校カウンセリング松原記念賞を受賞
石黒康夫[イシグロヤスオ]
桜美林大学教職センター教授。1958年東京都生まれ。博士(教育学)。上級教育カウンセラー、ガイダンスカウンセラー。東京理科大学卒業。明星大学博士後期課程修了。都内公立中学校教諭・教頭・校長、逗子市教育委員会教育部長を経て2018年より現職。2018年には日本行動分析学会第36回年次大会において、スクールワイドPBSの実績が認められ、学会実践賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。