目次
第１章 カントの人間素質論と教育の構造
第２章 カント教育論における「陶冶」の連続的構造
第３章 カント哲学の構造
第４章 カントにおける善・悪
第５章 カント道徳教育論
第６章 カント人間観と教育
第７章 マックス・シェーラー価値倫理学とその問題
カントの生涯と学説
著者等紹介
山口豊一［ヤマグチトヨカズ］
茨城大学大学院教育学研究科修了。茨城県公立・小中学校教員、茨城県教育研修センター指導主事を経て、跡見学園女子大学文学部臨床心理学科教授、同大学大学院人文科学研究科教授、同大学附属心理教育相談所所長。学校心理士、臨床心理士、上級教育カウンセラー。日本学校心理学会事務局長、日本学校心理士会常任幹事。哲学者Ｉ．カントや心理学者Ｃ．Ｒ．ロージァズの理論に出会い、これらが教育・臨床を支える普遍的人間観であると確信する。教育や臨床における「理論」と「実践」、「不易」と「流行」の統合と「哲学のある実践」をめざす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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