教育の効果―メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化

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教育の効果―メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化

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  • サイズ A5判/ページ数 424p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784810076868
  • NDC分類 371.4
  • Cコード C3037

出版社内容情報

John Hattie の世界的ベストセラー "Visible Learning" ,待望の邦訳版!John Hattie の世界的ベストセラー "Visible Learning" ,待望の邦訳版!
世界各国の800以上の研究を対象に,学習者自身の属性,家庭環境,学級やクラスメイト,教師の指導方法など,
学力に影響を与えうる様々な要因の影響の大きさを比較可能な指標で示す。
あらゆる教育のエビデンスをこの一冊に集積。

図表一覧
序文
謝辞
日本語版への序文
監訳者解説

第1章  本書の試み
第2章  何をエビデンスとするか――メタ分析による知見の統合
第3章  主張――見通しが立つ指導と学習
第4章  学習者要因の影響
第5章  家庭要因の影響
第6章  学校要因の影響
第7章  教師要因の影響
第8章  指導方法要因の影響?
第9章  指導方法要因の影響?
第10章 学力を高める指導の特徴の統合

巻末附録A:800のメタ分析研究リスト
巻末附録B:効果量順のメタ分析
引用文献一覧
索引
訳者一覧

ジョン・ハッティ[ジョンハッティ]
著・文・その他

山森光陽[ヤマモリコウヨウ]
監修/翻訳

著者等紹介

山森光陽[ヤマモリコウヨウ]
国立教育政策研究所初等中等教育研究部総括研究官。昭和50年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、早稲田大学大学院教育学研究科博士課程中退後、現職。専門は教育心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポレ

8
学力に与える影響に関する800を超えるメタ分析の結果を統合し、学力に大きな影響を与える、または与えない要因とは何かを、効果量という単一の指標で評価した野心的な研究である。たとえばこんなことが書いてある。「外的な報酬と課題実行の成績の間に負の相関を見出した(d=-0.34※dは効果量)。物的な報酬が内発的動機づけを有意に低め、この傾向は興味のない課題(d=0.18)に比べ、特に興味のある課題(d=-0.68)において強く見られた。」つまりご褒美で釣ってはいけないのである。2018/06/10

izumone

4
原著にある,学力に対する効果を調べた138の要因のうち翻訳されているのは78個。しかも効果の大きいトップ5のうち4個までが翻訳されていない。翻訳しないのは,監訳者によれば「日本であまり実施されていないプログラムを対象とした研究が多い」から,「日本にあまりなじまない」(?)からとのこと。これでは「翻訳」ではなく,かなり恣意的な「要約」だと思う。原著にある情報をどう評価するか,どう使うかは読者の判断に任せるべきことで,翻訳の使命は,原著の内容をいかに忠実に読者に届けるか,だと思う。2019/10/10

UP

2
何が、なぜ、どう効果があるのか。特に「なぜ」効果があるのか、にここまで丁寧に先行研究を分析した専門書はないんじゃないだろうか。100ページ以上にわたる巻末付録がその証左。エビデンスに基づいて語るということがどういうことか、思い知らされる。あえて懸念点をいうなら、原著が2009年出版なので、2008年以降の研究成果が反映されていないこと。2018/03/22

Juonn Izuhara

1
取り組み方は新しいが、データが古い。結論はわりと当たり前。2020/05/24

Nobu A

0
2018年初版、20年第13刷。対象が教育研究者は一目瞭然だが、一番気になったのは費用対効果。些細かもしれないが、膨大な量の巻末付録が3割占め、税抜き4千円弱の定価。800以上のメタ分析による78要因項目(英語原書は138項目)の効果量を考察と共に提示。殆どの結果が予測出来るもの。他方で「リンゴとオレンジ」を組み合わせるメタ分析の欠点を顕在化させたようにも見える。例えば、テスト頻度と効果は教師が何を何のためにどのようにテストするかで違ってくるはず。測量に無理があるのは教師経験で分かる。後半流し読み読了。2020/12/30

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