内容説明
人間関係形成力を基礎に、働く現実にふれさせ、精神的・経済的な自立へ導く、4つのキャリア教育モデルと9つの授業タイプ。
目次
第1章 小学校からのキャリア教育はここがポイント(キャリア教育とは何か―四つのモデル;なぜいまキャリア教育なのか;子どもたち・若者たちの心の現状とキャリア教育;キャリア教育で育てる「7つの力」;従来のキャリア教育の壁を越えるために)
第2章 小学校キャリア教育の進め方(出会いの場セッティングモデル;内省による夢づくり(自分づくり)モデル
基礎的な能力育成モデル
キャリア擬似体験モデル)
第3章 中学・高校のキャリア教育のポイント(中学校のキャリア教育の授業づくり;高校のキャリア教育の授業づくり)
第4章 教師自身のキャリアづくり(自分のキャリア形成を見つめ直してみよう;教師のキャリア創造のための九つのレッスン)
著者等紹介
諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
明治大学文学部教授。1963年福岡県生まれ。筑波大学、同大学院博士課程修了。千葉大学教育学部助教授を経て現職。教育学博士。「現場教師の作戦参謀」として、抽象的ではない実際に役立つアドバイスを先生方に与えている。教師を支える会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たす
3
自分の子どものキャリア教育に活かしたく読んでみた。キャリア教育というと、自己分析や職場体験といったアクティビティが浮かぶが、それだけではなく、特に小学生時代は「7つの力」をつけることがキャリア教育に繋がるということを学び、日々の向き合い方から考えていこうと思った。出会いに行き方を学ぶ力、夢見る力、自分を見つめ選択する力、コミュニケーション能力、達成する力、七転び八起きの力、社会や人に貢献することに喜びを感じる力2020/09/14
つくしんぼ
0
図書館で借りて読みました。2017/05/02
ぽんゆ
0
自身のキャリアづくりについても問われる1冊。生徒どうこうよりまずはじぶん。 数々の実践は、生徒にとってとても幸せだと思った。 2020/03/02