組織で支え合う!学級担任のいじめ対策―ヘルプサインと向き合うチェックポイントとQ‐U活用法

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組織で支え合う!学級担任のいじめ対策―ヘルプサインと向き合うチェックポイントとQ‐U活用法

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  • サイズ A5判/ページ数 93p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784810066777
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C3037

出版社内容情報

データから見えてくる傾向と対策
全国のいじめ事例,及びQ-Uデータの分析に基づく,いじめ対策を形骸化させないためのチェックポイント。
いじめの早期発見に有効と思われる知見や,Q-U結果を早期発見に活かす方法などもまとめた。

第1章.いじめ対策はトータルな取組みである
 第1節 いじめ対策が実質化していない学校の要因
  ・最悪な結果に至るまでの流れ
  ・なぜ,教員は気がつかないのか
  ・学級担任の限界と責務
  ・いじめの理解
  ・いじめ対策が形骸化している学校の課題
  ・個業意識も問題
 第2節 いじめ対策はトータルに取組む
  ・三つの取組みの連環を意識する
  ・校内組織の活動
  ・早期発見の取組み
  ・いじめを生まない環境づくり
 コラム 問題を何年も継続的に抱えている児童生徒への対応に注意!

第2章.校内組織のチェックポイント
 第1節 いじめの早期発見,早期対応に向けて
  ・学級担任の取組みのチェックポイント
  ・学級担任を支える取組みのチェックポイント
  ・教職員の人間関係づくりのチェックポイント
  ・教員研修の必要性
 第2節 いじめと疑われる事象が報告された場合
  ・いじめかどうかの仮判断[第一段階]
  ・事実確認のための聞き取り[第二段階]
  ・被害者の安全確保と情報提供者の保護[第三段階]
  ・加害者及び学年・学級集団への継続的な指導[第四段階]

第3章.早期発見のチェックポイント
 第1節 Q-U結果のどこを見るか
  ・いじめ被害を問う項目
  ・学級生活満足群の児童生徒
  ・被害が疑われる児童生徒のアセスメント
  ・学級集団のアセスメント
 第2節 学級担任の取組み
  ・アセスメントのための面接
  ・治療的援助としての面接
  ・被害が疑われる児童生徒の観察
  ・学級集団の体質改善
 第3節 学年の取組み
  ・被害が疑われる児童生徒の情報共有
  ・気になる児童生徒への声かけ
  ・敷居の低い相談窓口の設定
  ・見守りの体制づくり
  ・いじめの疑いが多く見られる学年
 第4節 学校全体の取組み
  ・学校全体で対応の方針を共有しておく
  ・学校規模による取組みのポイント
  ・おわりに
 コラム K-13法による事例検討会

第4章.いじめを生まない環境づくりのチェックポイント
 第1節 学級集団づくり
  ・学級経営の限界的状況
  ・満足型学級集団づくりとは
  ・満足型学級集団にいじめが少ない理由
  ・満足型学級集団づくりの方法
  ・水面下の問題を探るアセスメント
 第2節 学級タイプ別,こんなサインに要注意!!
  ・かたさの見られる学級集団
  ・ゆるみの見られる学級集団
  ・不安定な要素をもった/荒れが見られる学級集団
  ・アンケートではいじめの有無を見出せない児童生徒
 第3節 心理教育のポイント
  ・いじめ加害者の心理
  ・人権のルールを日々体験学習させる(グループアプローチ)
  ・いじめをテーマにした心の授業を行う
 コラム Q-Uとは

河村 茂雄[カワムラシゲオ]
著・文・その他/編集

武蔵 由佳[ムトウユカ]
著・文・その他

苅間澤 勇人[カリマザワハヤト]
著・文・その他

水谷 明弘[ミズタニアキヒロ]
著・文・その他

内容説明

いじめを容認しない!黙認しない!見過ごさない!全国のいじめ事例、及びQ‐Uデータの分析に基づく対策。いじめ防止対策推進法の理念を実現するために。

目次

第1章 いじめ対策はトータルな取組みである(いじめ対策が実質化していない学校の要因;いじめ対策はトータルに取組む)
第2章 校内組織のチェックポイント(いじめの早期発見、早期対応に向けて;いじめと疑われる事象が報告された場合)
第3章 早期発見のチェックポイント(Q‐U結果のどこを見るか;学級担任の取組み;学年の取組み;学校全体の取組み)
第4章 いじめを生まない環境づくりのチェックポイント(学級集団づくり;学級タイプ別、こんなサインに要注意!!;心理教育のポイント)

著者等紹介

河村茂雄[カワムラシゲオ]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了。博士(心理学)。公立学校教諭・教育相談員を経験し、岩手大学助教授、都留文科大学大学院教授を経て現職。日本学級経営心理学会理事長、日本教育カウンセリング学会理事長、日本教育心理学会社員、日本カウンセリング学会常任理事、日本教育カウンセラー協会岩手県支部長。論理療法、SGE、SST、教師のリーダーシップと学級経営の研究を続けている

武蔵由佳[ムサシユカ]
盛岡大学文学部准教授。早稲田大学大学院教育学研究科単位取得退学。博士(心理学)。公立中学校・私立高等学校の相談員、都留文科大学及び早稲田大学非常勤講師を経て現職。学校心理士。臨床心理士。上級教育カウンセラー。日本教育カウンセリング学会常任理事、日本学級経営心理学会常任理事。SGEを活用した仲間集団づくり、青年期のアイデンティティ形成、児童生徒学生の友人関係に関する研究に取り組んでいる

苅間澤勇人[カリマザワハヤト]
会津大学文化研究センター上級准教授。早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程(研究指導修了退学)。公立高等学校教諭を経て現職。日本学級経営心理学会常任理事、日本教育カウンセリング学会常任理事、日本カウンセリング学会理事、同認定カウンセラー会理事。ガイダンスカウンセラー(上級教育カウンセラー)、学校心理士SV。教育困難校における効果的な心理教育的援助に関する研究を続けている

水谷明弘[ミズタニアキヒロ]
早稲田大学教育・総合科学術院非常勤講師。三重大学大学院教育学研究科修士課程修了、早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程(研究指導修了退学)。警視庁、三重県警察、三重大学非常勤講師、三重県教育委員会生徒指導・健康教育室室長、三重県立四日市高等学校校長、三重県警察学校教育参与を経て現職。いじめ問題、教育相談、SST、学級経営、学力向上、学校の危機管理について研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。