目次
第1章 学力と学び方(学力を高める学習;学び方の学習 ほか)
第2章 学習態度の育て方(学習意欲を高める;時間の活用―計画的学習 ほか)
第3章 学習技術の育て方(授業の効果的な受け方;ノートのとり方・生かし方 ほか)
第4章 能力の伸ばし方(頭の働きの活性化;注意力を伸ばす ほか)
著者等紹介
辰野千壽[タツノチトシ]
現在、(財)応用教育研究所所長、学校教育研究所理事長、図書教材研究センター理事長、文学博士、筑波大学・上越教育大学名誉教授、(社)日本教育会会長、日本教材学会会長。長野県生まれ。1944年、東京文理科大学心理学専攻卒業。東京教育大学教授、筑波大学副学長、上越教育大学学長を歴任、1989年、退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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デビっちん
2
何を、いつ、どのように勉強するかを具体的に記した本。主に教育者向けの内容となっている感じがするが、学習者にとっても知っていれば役立つ情報が多い。A-T法とS・Q・3R法が読み方として紹介去れていたが、どちらも共通するのは、ざっと見てから細かく見てテストや復習するのが効率的な読み方。文章を読んで、その意味や内容を理解するだけでなく、その知識を利用して何ができるかを考える力をつける。覚えるために読むのか、内的・外的統合を形成するために読むのかによって、読み方の方略は違ってくる。読書で得た知識を活かしているか?2015/03/01