出版社内容情報
目次
第1部 授業実践について語り合うことの葛藤と魅力(授業の劣化と授業研究の崩壊、その原因と再構築の可能性―専門職としての教師の危機と再生の切り口;実践者と研究者とが共に歩む授業づくりと授業改善の過程;教師と研究者が実践を語り合う意義と葛藤―ナラティブ・アプローチによる授業研究の再評価;日常と切り離さない校内授業研究のために―「教える-教えられる」の関係性を超えて)
第2部 教師の成長を支える教育実践の創造(教育方法学の知はいかに生成され、生かされるべきか―シチズンサイエンスとアドボカシーの観点から;授業実践が民主主義と科学を必要とする理由―「正解はない」とされる時代の授業づくりのために;子どもの生活と遊びの指導;言語と文化の多様な子どもが共に生きる学校と授業―学校全体で引き受けるための4つの視点)
第3部 教育方法学の研究動向(国際的な教育学研究における日本のレッスン・スタディの意義と課題―「教育方法学研究としての授業研究」の視点から;国内外における新教育研究・実践の展開と教育方法学の課題)