内容説明
「なぜ?」「どうして?」のある授業が、子どもを本気にさせる。論理的思考、批判的思考、実践的思考の三位一体で科学的思考力を育てる理科授業のあり方。
目次
第1章 「自分事の問題解決」で展開する理科授業
第2章 学力調査にみる理科教育の成果と課題
第3章 これからの時代に求められる科学的思考力
第4章 実りある授業研究のための3つのフェイズ
第5章 一教育者としてのライフストーリー
著者等紹介
村山哲哉[ムラヤマテツヤ]
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官、学力調査官。1963年、東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。東京都内公立小学校教諭、副校長、東久留米市教育委員会指導主事、墨田区教育委員会統括指導主事等を経て、2009年より現職。この間、第4期中教審教育課程部会理科専門部委員、学習指導要領改善協力者会議委員などを務め、今次の小学校学習指導要領理科の作成において中心的な役割を果たす。現在、東京大学大学院教育学研究科在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mike
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小学校の頃は楽しかったと思えてたはずなのに…。子どもの理科離れはとても深刻だ。こうなんじゃないか。いや、それだとこうなる。こうしたらどうなるだろうか。そんな気付きと、学ぶ楽しさを、教科書を教えるという形から指導できる教員になりたい。最近、理科教育に関する本を読んでいなかったのでかなり刺激になった。2014/07/13
marimo
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「問題解決における8つのステップ①自然事象への働きかけ②問題把握•設定③予想•仮説の設定④検証計画の立案⑤観察•実験⑥結果の整理⑦考察⑧結論の導出」「「なぜ?」「どうして?」という子どもの「問い」がないとダメだということ」2014/02/23