学習に苦戦する子

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  • サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784810034004
  • NDC分類 371.43
  • Cコード C3337

内容説明

思った成果を上げられず勉強に苦戦している子どもは多い。学習に希望がもてなくなれば、学校生活に距離を感じ、自己肯定感を失って、進路・人生にまで希望を失いかねない。このようなこどもたちには、苦戦の要因に働きかけて、「基本的な学力を身につける」「自分の得意な学習スタイルを見つける」「人と学ぶ力を身につける」「学習に対していいイメージをもつ」ための援助を進めていくための方策。

目次

第1章 学習に苦戦する子への支援
第2章 認知的要因への対応
第3章 情緒的要因への対応
第4章 行動的要因への対応
第5章 教師のもつ要因への対応
第6章 学級のもつ要因への対応
第7章 効果的な学習支援の方法

著者等紹介

国分康孝[コクブヤスタカ]
東京成徳大学教授。日本教育カウンセラー協会会長。東京教育大学、同大学院を経てミシガン州立大学カウンセリング心理学専攻博士課程修了。Ph.D.。ライフワークは折衷主義、論理療法、構成的グループエンカウンター、サイコエジュケーション、教育カウンセラーの育成

国分久子[コクブヒサコ]
青森明の星短期大学客員教授。日本カウンセリング学会理事、日本教育カウンセラー協会評議員。関西学院大学でソーシャルワークを専攻したのち、霜田静志に精神分析的教育分析を受ける。その後、アメリカで児童心理療法とカウンセリングを学び、ミシガン州立大学大学院から修士号を取得。論理療法のA・エリスと実存主義的心理療法者のC・ムスターカスに影響を受けた。著書多数

石隈利紀[イシクマトシノリ]
筑波大学心理学系教授、筑波大学心理・心身障害教育相談室相談員。学校心理士、臨床心理士、LD教育士スーパーバイザー。日本教育心理学会理事、日本学校心理学学会理事。日本学校心理学研究会理事長。アラバマ大学大学院博士課程修了。学校心理学で博士号(Ph.D)を取得。20歳代は「自尊心の大けが」とつき合う。「家庭教師」を通して子どもや保護者から必要とされている自分に気づいたことが、学校心理士としての原点

朝日朋子[アサヒトモコ]
東京都台東区立台東育英小学校教諭。上級教育カウンセラー、学校心理士。日本カウンセリングアカデミー、筑波大学大学院夜間修士課程で国分康孝先生の指導を受ける。構成的グループエンカウンターを用いて、児童の人間関係づくりに奮闘中

曽山和彦[ソヤマカズヒコ]
秋田県総合教育センター指導主事。上級教育カウンセラー。群馬県出身。秋田大学大学院教育学研究科修了。「秋田・学校におけるカウンセリングを考える会」代表。構成的グループエンカウンターを中心に、「育てるカウンセリング」の理論と技法を学び合う学習会を毎月、実施している
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