目次
第1章 カウンセリングを生徒指導に生かす(生徒指導のむずかしさ;これまでの生徒指導の問題点;カウンセリングは万能ではない ほか)
第2章 「なおす」生徒指導に生かすカウンセリング(「なおす」生徒指導を成功させる基礎基本;問題行動のある子どもへの具体的な指導の進め方;カウンセリングを生かした個別面接の基礎知識 ほか)
第3章 「育てる」生徒指導に生かすカウンセリング(子どもの成長を促す集団づくり;集団の教育力を高める四つの活動)
終章 それでも教師であるために
著者等紹介
国分康孝[コクブヤスタカ]
東京成徳大学教授。日本教育カウンセラー協会会長。1930年生まれ。東京教育大学、同大学院を経てミシガン州立大学カウンセリング心理学専攻博士課程修了。哲学博士。ライフワークは折衷主義のほかに、論理療法、構成的グループエンカウンター、サイコエジュケーション。自己イメージは、同僚の説をとり「大和魂が星条旗の背広を着ている人間」。現在は日本中に教育カウンセラーを育てようと精力的に活動中
国分久子[コクブヒサコ]
青森明の星短期大学客員教授。日本教育カウンセラー協会評議員。1930年生まれ。関西学院大学卒業。ミシガン州立大学大学院修了。M.A.(児童学)。大学ではソーシャルワークを専攻したのち、霜田静志に精神分析的教育分析を受ける。その後、アメリカで児童心理療法とカウンセリングで修士号を取得。論理療法のA・エリスと実存主義者のK・ムスターカスに影響を受けた
飯野哲朗[イイノテツロウ]
静岡県総合教育センター指導主事。上級教育カウンセラー。1956年福岡県生まれ。国学院大学卒業。浄土真宗本願寺派中央仏教学院卒業。筑波大学大学院研究生修了(内地留学、指導教官国分康孝教授)。静岡県立高等学校教諭を経て現職。日本学校教育相談学会認定学校カウンセラー。ライフワークとして、教育の学としてのカウンセリングの理論化を模索中
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