内容説明
発達障害など学校生活での苦戦をどう援助していくか。教師・保護者・カウンセラーのチームで、手厚い援助を実現する。記入するだけで援助が進む4つのシート。援助のヒントが必ず見つかる、記入例つき。
目次
第1章 特別支援教育のコーディネーションに生かすチーム援助(特別支援教育とは何か;特別支援教育に生かすチーム援助)
第2章 特別支援教育におけるチーム援助の進め方(チーム援助のためのシート;援助チームの作戦会議 ほか)
第3章 チーム援助をスムーズに進めるために(援助の必要な子どもの存在に気づこう;校内の共通理解をつくろう)
第4章 保護者とパートナーになるために(援助チームの一員としての保護者;援助の対象としての保護者 ほか)
第5章 特別支援教育におけるチーム援助の事例(行動面の問題状況があるシンへのチーム援助―小学校1年生;集団生活への適応に苦戦しているマナブへのチーム援助―小学校1年生 ほか)
著者等紹介
田村節子[タムラセツコ]
東京成徳大学応用心理学部・同大学院心理学研究科教授。学校心理士スーパーバイザー・臨床心理士。筑波大学大学院教育研究科修了。筑波大学などの非常勤講師、明治学院大学准教授を経て現職。新潟県生まれ。学校心理学に基づいた教師・保護者・スクールカウンセラーらとのチーム援助を提唱。その過程で援助シートを開発
石隈利紀[イシクマトシノリ]
筑波大学人間系心理学域教授。筑波大学附属学校教育局次長。学校心理士スーパーバイザー・特別支援教育士スーパーバイザー。アラバマ大学大学院博士課程行動科学研究科修了。Ph.D(学校心理学)。カリフォルニア州の小学校のスクールサイコロジスト(インターン)、筑波大学学生相談室カウンセラーなどを経て現職。山口県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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