狂気の科学―真面目な科学者たちの奇態な実験

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狂気の科学―真面目な科学者たちの奇態な実験

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  • サイズ B6判/ページ数 273,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784807908622
  • NDC分類 407.5
  • Cコード C0040

内容説明

監獄実験でわかった人の心に潜む邪悪な本性とは?心の重量を実験で測定?モルモットの精巣由来の不老不死薬?ドラックでハイになった蜘蛛がつくる巣に異変が?中世から現代までの科学者たちの奇態な知的冒険100選。

目次

1600年 バランスのとれた生活
1604年 石と石の思考実験
1620年 水から木
1729年 オジギソウの時計
1758年 哲学者の靴下
1772年 感電と去勢
1774年 科学のためのサウナ
1802年 吐き気のしそうな博士号
1825年 お腹に穴のある男
1837年 バスーンでダーウィンをご紹介〔ほか〕

著者等紹介

シュナイダー,レト・U.[シュナイダー,レトU.] [Schneider,Reto U.]
1963年生まれ、ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥングの雑誌『NZZ Folio』編集者。スイス連邦工科大学チューリッヒ校卒業後、リンギエー‐ジャーナリスト専門学校で学んだ、現在、科学ジャーナリストとしてスイスとドイツのメディアで活躍しており、彼の著作は各方面から高い評価を受けている

石浦章一[イシウラショウイチ]
東京大学大学院総合文化研究科教授。理学博士。1950年生まれ。1974年東京大学教養学部卒。専門は生化学、分子認知科学、遺伝性の精神・神経疾患のメカニズムの解明を目指し、研究を行っている

宮下悦子[ミヤシタエツコ]
翻訳家。1957年生まれ。1980年東京大学農学部卒。Nature誌の翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

134
私にとってはすごく面白い本でした。科学実験をしているのですがどれも教科書にあるような話ではなく、それぞれが話にネタになるような感じのものばかりです。とくに人間の心理の底を覗くような感じのものもあったりでわたしは楽しめました。スイスで出版されたらしいのでそのうちにドイツ語の原文にあたってみたい気がします。2016/02/08

ビブリッサ

81
好奇心は猫をも殺すとは良く言ったもの。全てが実際に行われた実験なのだ。現代なら人道的に許されないものもある。よく知られた心理実験もあるなか、私が特に興味を惹かれたのが「太古の森で色彩テスト」だった。色を表す言葉を二つしか持たないダニ族に色彩テストを行うことによって、言語が思考を決定するという説を検証している。実験方法を巡って後に反証が行われ、結論は出ていない。しかし、私はこの説を推したい。知識を深め語彙を増やし柔らかい心でいる限り、森羅万象を日本語で表現できる、そのために読み磨くのだと信じているからだ。2017/07/08

gtn

36
「息子の妹はサル」の章。生後7か月のチンパンジーを、生後10か月の我が子と全く同じ扱いで育てる心理学者。遺伝要因と環境要因のどちらが子供の発達に影響するかという実験。結果は、欲求表現はサルの方が速く、むしろ我が子がサルを真似ていたという。一方、我が子の語彙は乏しく、危険を感じた母が実験を強制終了。我が子は、しばらくし、通常の知能に追いついたものの、45歳で自殺。その子息、つまり心理学者の孫は、その死因を実験の後遺症とし、「45年かけた殺人」と呼ぶ。学者とは"非情"に徹することができる人。2023/06/02

香菜子(かなこ・Kanako)

31
狂気の科学―真面目な科学者たちの奇態な実験。レト・U・シュナイダー先生の著書。優秀でまじめな科学者、研究者ほど、時に常軌を逸した研究や実験に没頭してしまうことがあるのかも。そんな科学者、研究者たちの暴走を止めるためには、科学者、研究者たちに正しい倫理観を持たせるようにするしかないと思います。2018/12/28

ふろんた

29
わずか数ページのショートコラムとはいえ、数百年前の実験もあり、よく資料が残っていたものだ。今となれば先人の知恵を拝借し、大量のデータをもとに結論を導きだすことができるけど、これらの実験結果を見ると統計のとり方次第で誤った結論に至ることがあることを知っておかなければならないと思う。2016/04/28

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