目次
遺伝子工学の歴史
遺伝子操作を彩る酵素群
プラスミドとファージ
宿主と形質転換
遺伝子解析の基礎技術
遺伝子のライブラリーとクローニング
遺伝子発現
遺伝子と遺伝子産物の機能解析
RNA工学とタンパク質工学
遺伝子診断とゲノム医療
DNA技術の多彩な応用
生殖・発生工学
遺伝子組換え作物
ポストゲノム時代のゲノム工学
著者等紹介
野島博[ノジマヒロシ]
1951年山口県に生まれる。1974年東京大学教養学部卒。1979年同理学系大学院生物化学専攻博士課程修了。現、大阪大学微生物病研究所教授。理学博士。専攻は分子細胞生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うーはた
0
生命工学の実験するにあたっての背景知識入れるのとレポート書くのに. いろいろな普及している技術について網羅的に書いてあったので,レポートの時は辞書的に使えて非常に重宝した. 出版社Webサイトに置いてある補足のPDFも役に立った. 購入当初の目的は十二分に果たされたため読了ということで.2014/12/12
aoura
0
社内で遺伝子工学を先導して進める人間として、過去の技術とその原理を理解しておく目的で通読。大半は既知だが実験場のtipsなどの勉強にも役立つ。「遺伝子と遺伝子産物の機能解析」が肝心で良い復習になった(CATアッセイ、S1マッピング、ChIP周辺)。酵母を宿主とする機能発現クローニングはツーハイ以外にもワンハイやスリーハイがあるとは知らず。さらに哺乳細胞における転写・発現誘導系はテトラサイクリンのみと思っていたが、より厳密な制御を指向したミフェプリストン・エクジソン誘導系もあるらしい。2021/08/02