内容説明
本書では、分子の三次元的構造を実験的に定める道筋と原理との要点を示している。今回の改訂では、各章ごとの、原理→基礎的事項→実験の要点→推論の筋道→実例という発展的叙述はそのままとし、タンパク質の結晶構造解析、水溶液中のタンパク質の分子構造およびその準備的NMR解説の3節を加えた。
目次
1 序論
2 回転スペクトル
3 電子線回折
4 X線回折
5 誘電分極
6 振動スペクトル
7 電子スペクトル
8 磁気共鳴
9 原子間距離と原子価角
10 分子内運動
著者等紹介
坪井正道[ツボイマサミチ]
1925年東京都に生まれる。1947年東京大学理学部卒。東京大学名誉教授。元いわき明星大学理工学部教授。専攻は物理化学。理学博士
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