緑のダムの科学―減災・森林・水循環

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806714804
  • NDC分類 656.5
  • Cコード C0040

出版社内容情報

流域圏における「緑のダム」づくりの科学的理論と実践事例を、第一線の研究者15名が、最新のデータをもとに解説する。

緑のダムは減災に役立つのか、それとも幻想なのか?
私たちに何ができるのか?

流域圏における「緑のダム」づくりの科学的理論と実践事例を、第一線の研究者15名が、最新のデータをもとに解説する。

目次
はじめに

第 1 章 緑のダムの科学、最前線
緑のダムづくりとは何か ―― 蔵治光一郎
75年を超える長期観測からわかったこと ―― 五名美江・坪山良夫
河川工学、治水の立場から ―― 山田正
豪雨時に森林が水流出に及ぼす影響をどう評価するか ―― 谷誠
人工林の放置、荒廃による水流出への影響と、間伐による効果 ―― 恩田裕一
緑のダムと水資源 ―― 沖大幹
緑のダムと災害に強い森づくりの探求 ―― 片倉正行


第 2 章 緑のダムの実践と政策
緑のダムのこれまでとこれから ―― 太田猛彦
多様な主体による森林管理と地域づくり ―― 茅野恒秀
緑のダムを支える森林環境税の成果と課題 ―― 石倉研
神奈川県の参加型税制、順応的管理による緑のダムの保全 ―― 内山佳美
矢作川流域圏における森づくり実践活動 ―― 蔵治光一郎
森林計画に水源涵養機能をどう反映させるか ―― 泉桂子
河川計画に流域の保水機能をどう反映させるか ―― 関良基
グリーン・インフラストラクチャーとしてのEUの治水 ―― 保屋野初子
コラム 水循環基本法とEU水枠組み指令―「流域」が主役となる水政策 ―― 保屋野初子

おわりに
用語解説
索  引

【著者紹介】
蔵治光一郎(くらじ・こういちろう)1965年東京都生まれ。東京大学農学部林学科卒業、同大学院博士課程在学中、青年海外協力隊員としてマレーシア・サバ州森林研究所に勤務。博士(農学)。東京大学助手、東京工業大学講師を経て、現在、東京大学准教授、大学院農学生命科学研究科附属演習林生態水文学研究所長。著書に『森の「恵み」は幻想か─科学者が考える森と人の関係』(化学同人)、『「森と水」の関係を解き明かす─現場からのメッセージ』(全国林業改良普及協会)、監訳書に『水の革命─森林、食糧生産、河川、流域圏の統合的管理』(築地書館)、編著書に『水をめぐるガバナンス─日本、アジア、ヨーロッパの現場から』(東信堂)、共編著書に『森の健康診断─100円グッズで始める市民と研究者の愉快な森林調査』『緑のダム─森林・河川・水環境・防災』(以上、築地書館)など。

内容説明

流域圏における「緑のダム」づくりの科学的理論と実践事例を、第一線の研究者15名が解説。

目次

第1章 緑のダムの科学、最前線(緑のダムづくりとは何か;75年を超える長期観測からわかったこと;河川工学、治水の立場から;豪雨時に森林が水流出に及ぼす影響をどう評価するか;人工林の放置、荒廃による水流出への影響と、間伐による効果;緑のダムと水資源;緑のダムと災害に強い森づくりの探求)
第2章 緑のダムの実践と政策(緑のダムのこれまでとこれから;多様な主体による森林管理と地域づくり;緑のダムを支える森林環境税の成果と課題;神奈川県の参加型税制、順応的管理による緑のダムの保全;矢作川流域圏における森づくり実践活動;森林計画に水源涵養機能をどう反映させるか;河川計画に流域の保水機能をどう反映させるか;グリーン・インフラストラクチャーとしてのEUの治水)

著者等紹介

蔵治光一郎[クラジコウイチロウ]
1965年東京都生まれ。東京大学農学部林学科卒業、同大学院博士課程在学中、青年海外協力隊員としてマレーシア・サバ州森林研究所に勤務。博士(農学)。東京大学助手、東京工業大学講師を経て、東京大学准教授、大学院農学生命科学研究科附属演習林生態水文学研究所長

保屋野初子[ホヤノハツコ]
1957年長野県生まれ。法政大学大学院修士課程修了(政治学修士)、東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了(環境学博士)。環境ジャーナリストとして執筆活動を行うほか都留文科大学非常勤講師などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

13
緑のダムの呼称の原点は、1975年1月5日付け朝日新聞(蔵治先生、3頁)。 森林が河川水量に及ぼす影響を研究するのは森林水文学(5頁)。木曽川沿線住民からすれば、この学問を基礎に、味噌川ダム決壊のジオラマを使った シミュレーションをしていただきたい。保屋野先生によると、ヨーロッパ は流域圏を一体として考え、実践を積み上げているという(11頁)。模範にすべきだろう。沖先生によると、日本では得られる水資源を犠牲にしても 森林の長所を享受する文化が育まれてきたという(94頁)。  2014/09/04

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