河川管理のための流出計算法

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河川管理のための流出計算法

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  • サイズ A5判/ページ数 215p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784806714743
  • NDC分類 517.1
  • Cコード C3050

出版社内容情報

降雨の流出現象と流出過程、計算流域の地形から、日本のすべての河川に対応可能な流出計算の手法を余すところなく解説。

近年の異常気象や集中豪雨を経て国土の強靭化が叫ばれる中で、
どのような河川管理が必要なのか。
降雨の流出現象と流出過程、計算流域の地形から、
日本のすべての河川に対応可能な流出計算の手法を余すところなく解説。

はし?めに
第I部 分割法
第 1 章 計算システムの概要
1 分割法について
2 計算手順について
3 帳票について
4 抽出票について
5 特に準備すへ?き機器・用具・用品等について
6 大流域への適用について
7 雷雨のような短時間集中豪雨への対応について

第 2 章 帳票
1 帳票の種類
2 帳票によるテ?ータ入力の仕方について
3 帳票一覧

第 3 章 計算の手続きの全容
1 作業図面の準備
2 流域の分割
3 基礎テ?ータの登録
4 地形の測定
5 土地利用状況の判定
6 土地利用の測定
7 調査
8 計算条件の設定
9 水文テ?ータの蒐集
10 計算機等の準備
11 テ?ータの入力
12 計算の実行
13 完全な計算例

第 4 章 分割法の多機能性について
1 分割法の多機能性?
2 過去・未来の川の流れを計算出来る
3 気候の温暖化に伴う川の流れを計算出来る
4 山林の荒廃の影響を計算出来る
5 複雑化した水利体系を計算出来る
6 降雨の地域分布の効果を計算出来る
7 河道の効果を計算出来る?
8 水田の治水効果を計算出来る
9 山林の効果を計算出来る
10 地質の効果を計算出来る
11 地形と土地利用の効果を計算出来る
12 小さな川からと?んな大きな川まて?適用出来る
13 水文テ?ータの無い川に適用出来る
14 モテ?ルの修正や追加か?自由に出来る
15 計算の中を見ること、説明責任を果たすことか?出来る
16 短期間と長期間の区別なく計算か?出来る
17 計算開始時の川の状態を的確に計算に導入出来る
18 大雨か?降って大水か?出た時、川のと?の地点て?大水か?溢れ、洪水になるか計算
出来る

第II部 基礎モテ?ル
第 1 章 モテ?ル組み立ての基礎
1 分割法の基礎モテ?ル
2 分割
3 分割の地形
4 分割の地層の構成
5 分割の山の地質?
6 分割の土地の形態
7 各土地の排水路とその他の川の長さ
8 各土地の排水路・その他の川・区間の川の流れの単純化
9 地下水の流れの単純化
10 流出計算の流れ

第 2 章 5 種類の理論タンクとその計算方法
1 タンクの種類?
2 溢流頂か?ある差し引きタンク
3 溢流頂か?ない線形タンク
4 溢流頂か?ある線形タンク
5 溢流頂か?ない疑似非線形タンク
6 溢流頂か?ある疑似非線形タンク

第 3 章 要素モテ?ルによる全体モテ?ルの組み立て

第 4 章 要素モテ?ルの全容
1 降雨モテ?ル
2 蒸発発散モテ?ル
3 山の谷川の面モテ?ル
4 山の林モテ?ル
5 山の水田モテ?ル
6 山の畑モテ?ル?
7 山の市街モテ?ル
8 山の林の道路モテ?ル
9 山の高速道路モテ?ル
10 山の露岩モテ?ル
11 山の荒廃林地モテ?ル
12 山の静水面モテ?ル
13 平地の小川の面モテ?ル
14 平地の水田モテ?ル
15 平地の畑モテ?ル
16 平地の林モテ?ル
17 平地の市街モテ?ル
18 平地の高速道路モテ?ル
19 平地の崖モテ?ル
20 平地の静水面モテ?ル
21 平地の野原モテ?ル
22 湖の水面モテ?ル
23 区間の川の面モテ?ル
24 山の中間層モテ?ル
25 山の地下水層モテ?ル
26 平地の地下水層モテ?ル
27 山の谷川の河道モテ?ル
28 平地の小川の河道モテ?ル
29 区間の川の河道モテ?ル

第 5 章 初期値の設定
1 計算開始時の水系の状態を表す指標値
2 計算開始流量の配分
3 タンクの計算開始水深の決定

第 6 章 特定流域独自のモテ?ルの係数の値の設定規則
1 マルチ・タンク・モテ?ルの出発点
2 マルチ・タンク・モテ?ルの係数を試算て?求めるためにはと?のような流量観測
の仕方か?望ましいか
3 係数の敏感度について
4 流域独自のモテ?ルの係数の値設定規則の求め方
5 検証流量か?無い流域についての計算結果の処理

分割法フ?ロク?ラムの公開について
おわりに?
索引

【著者紹介】
1959年、東京都立大学工学部土木工学科卒業。建設省で10年間河川管理に携わったのち、新潟大学教授として教鞭をとる。半世紀に及ぶ研究活動を経て、現在は岡本水文・河川研究所で「流出計算マルチ・タンク・モデルに基づく分割法」の研究を行っている。

内容説明

近年の異常気象や集中豪雨を経て国土の強靱化が叫ばれる中で、どのような河川管理が必要なのか。降雨の流出現象と流出過程、計算流域の地形から、日本のすべての河川に対応可能な流出計算の手法を余すところなく解説。

目次

第1部 分割法(計算システムの概要;帳票;計算の手続きの全容;分割法の多機能性について)
第2部 基礎モデル(モデル組み立ての基礎;5種類の理論タンクとその計算方法;要素モデルによる全体モデルの組み立て;要素モデルの全容;初期値の設定;特定流域独自のモデルの係数の値の設定規則)

著者等紹介

岡本芳美[オカモトヨシハル]
1937年仙台市に生まれる。1959年東京都立大学工学部土木工学科卒業。建設省入省、建設技官。関東地方建設局企画室。利根川下流工事事務所波崎出張所、同事務所調査課調査係。河川局治水課。関東地方建設局企画室地方計画係長。利根川上流工事事務所渡良瀬川遊水地出張所長、同事務所調査課長。建設大学校教官。1969年文部省転任、新潟大学助教授(工学部土木工学科)。1991年新潟大学教授。2002年文部省退官、岡本水文・河川研究所設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。