斧・熊・ロッキー山脈―森で働き、森に暮らす

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806714668
  • NDC分類 629.453
  • Cコード C0098

出版社内容情報

連邦国立公園局登山道整備隊のリーダーとして、厳しい肉体労働の中で自然と人間との関わり方を問い続けた女性作家の15年間の記録。

交通手段は、ラバと徒歩。橋もないので川は下着で徒渉。チェーンソーと斧を担いで、野生動物の王国である国立公園内の大森林に分け入り、ハイカーのための登山道を人力だけでつくりつづける。
連邦国立公園局登山道整備隊のリーダーとして、屈強の男たちでも音をあげる、現代に残る、もっとも厳しく、激しい肉体労働の中で、自然と人間との関わり方を問い続けた女性作家の15年間の希有な記録。

はじめに



1 川―野性を求めて ノースフォーク

プライバー

2 高山地帯―何もかも、教わったのは森林限界の上 スペリー

チェーンソー

3 森―森が我が家になるまで ミドルフォーク

ボート

4 海岸―私が海と出会ったところ コードバ

スキッドステアローダー

5 国立公園―どこまで北上できるか デナリ

シャベル

6 我が家―なぜ残ったか デナリ

おわりに
付録 数字で見るトレイルドッグ生活
訳者あとがき

【著者紹介】
クリスティーン・バイル(Christine Byl)アメリカ中西部、五大湖地方の出身。大学を卒業後、モンタナ州のグレイシャー国立公園で整備の仕事を始める。その後、アラスカ州立大学アンカレッジ校でフィクション・ライティングを学び、MFA(芸術系修士号)を取得。その間、また卒業後もアラスカ沿岸部コードバとデナリ国立公園で公園整備の仕事を続ける。現在はアラスカ州、ヒーリーの町にほど近い、デナリ国立公園の北のツンドラ地帯に在住。数エーカーの土地に建てたユルト(移動式住居)で夫とそり犬とともに暮らしている。本書は著者の長編処女作。2013年春に発売されると、米国アマゾン書店の「今月のベストブックス」(2013年4月)や、パブリッシャーズウィークリー、クリスチャンサイエンスモニターなどで高い評価をえている。短編やエッセイは、『Glimmer Train Stories』『Crazyhorse』『The Sun』その他の雑誌・新聞・短編集に掲載されている。夫と共に、トレイルの設計とデザイン、建造、およびコンサルティングをアラスカ各地で行う会社を経営している。

内容説明

交通手段は、ラバと徒歩。橋もないので川は下着で徒渉。チェーンソーと斧を担いで、野生動物の王国である国立公園内の大森林に分け入り、ハイカーのための登山道を人力だけでつくりつづける。連邦国立公園局登山道整備隊のリーダーとして、屈強の男たちでも音をあげる、現代に残る、もっとも厳しく、激しい肉体労働の中で、自然と人間との関わり方を問い続けた女性作家の15年間の希有な記録。

目次

1 川‐野生を求めて―ノースフォーク
2 高山地帯‐何もかも、教わったのは森林限界の上―スペリー
3 森‐森が我が家になるまで―ミドルフォーク
4 海岸‐私が海と出会ったところ―コードバ
5 国立公園‐どこまで北上できるか?―デナリ
6 我が家‐なぜ残ったか―デナリ

著者等紹介

バイル,クリスティーン[バイル,クリスティーン] [Byl,Christine]
アメリカ中西部、五大湖地方の出身。大学を卒業後、モンタナ州のグレイシャー国立公園で整備の仕事を始める。その後、アラスカ州立大学アンカレッジ校でフィクション・ライティングを学び、MFA(芸術系修士号)を取得。その間、また卒業後もアラスカ沿岸部コードバとデナリ国立公園で公園整備の仕事を続ける。現在はアラスカ州、ヒーリーの町にほど近い、デナリ国立公園の北のツンドラ地帯に在住

三木直子[ミキナオコ]
東京生まれ。国際基督教大学教養学部語学科卒業。外資系広告代理店の営業およびテレビコマーシャル・プロデューサーを経て、1997年に独立。海外のアーティストと日本の企業を結ぶコーディネーターとして活躍するかたわら、テレビ番組の企画、クリエイターのためのワークショップやスピリチュアル・ワークショップなどを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ykshzk(虎猫図案房)

17
ひぃひぃ言って山道を歩く時、この道を作った人のほうがもっと大変だと思って頑張る。この本は、アメリカの国立公園で、その「道」を作ったり整備したりしている女性のお話。森の話や実際の道を作る話かと思ったけれど、それよりも、男性優位の職場での女性の働き方や自然環境下での働き方についての著者の考え方に関する話が主だった。また、斧やチェーンソーといった道具との関わり方は、実は結構生き方とイコールで、興味深く読んだ。ネイルが施された綺麗な手より、使い込んでシワの刻まれた手に価値を見出せる人は、読んだら面白いと思う。2023/10/01

アリクイ

8
長くてヘビーで手強い内容でしたが…。この本の内容は、仕事のやり方とか、哲学的なことなど、色んなことがパイの生地の様に重なっている感があります。アメリカで森林整備の仕事をしていた女性の自伝。自然は素晴らしいとか仕事は楽しいといった一辺倒な内容にならず、自分の信念を貫くこともあれば、人生これで良いの? と悩む場面もあるという、なかなか一言で魅力を伝えにくい難しい本なんです。しかし、その人生を創り出しているパイ生地を一枚一枚読んで確かめるのが楽しかった。この著書は確実に人生の年輪を刻んでいるなと思いました。2014/03/23

sai

3
文章は洗練されてなく、ジョークは身内ネタで下品でまわりくどい。ただ、記述の内容の山仕事や道がない山を移動して水が4リットル必要な環境、古びたチェーンソーを整備するくだりはよくわかる。同じ体験がある部分は共感を生むのか?背伸びして下品な言葉に退かなかった7年間の武装の癖があのジョーク群かな?冗長な文章で激しく清冽な仕事を語ったあとにある一行ずつの警句が素晴らしい。「私たちはいつだって、何か大きなことが起きるその一歩手前にいる」訳者の日本語センスがもっと簡素を好み、不要箇所をざくざく切ればいい絵本の素材だ。2014/08/14

yyrn

3
新聞各紙の書評で、ソローの『森の生活』と比較して語られていたので読んでみたが、想像していた内容と少し違った。アメリカ人であること、女性であることが影響しているのか、関心を寄せる個所がたいぶ異なる感じがした。山の記述のほか、山での生活や仕事を通じて、大学で学んだ知識や情報に言及する記述や冬期間、町に降りた際の生活に関する部分も多く、上下二段組みの300ページを越える分量に、読んでいて途中であきてしまった。もう少しテーマを絞って短くした方が読みやすかったのではないか。時間のある人が読むと良いと思う。2014/02/15

hideaki

0
道具の使い方についての記述が多い。といってもハウツー本では無く、山でスキルを習得するために持つべき観念とか、試行錯誤の途中で作者が考えたことなど、個人的な体験に基づく視点で書かれている2014/05/12

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