内容説明
思いを伝えることで、自分への愛、相手への愛がよみがえる8つのメニュー。
目次
1 このままではつらい、現状を変えたい CRAFTで「伝える技術」を学ぶと、本人が変わり、家族もラクになる(依存症と家族―アルコール依存症に家族の思考も乗っとられる;目的と鉄則―家族の行動を変えることで本人を依存症治療につなげる ほか)
2 改善のきっかけがほしい!まず状況を明らかにし、暴力を避けながら、伝わるように話す(問題行動を分析する1―きっかけ、理由を明らかにし、本人の立場でものを見る;問題行動を分析する2―本人の視点をもつことで、本人と自分の願望を知る ほか)
3 関係を改善していきたい!世話焼きをやめ、対等な関係を築く(望ましい行動を増やす1―プラスの言葉をかけてシラフのときの活動を増やす;望ましい行動を増やす2―「普通のこと」こそ、お互いの喜びだということを再確認する ほか)
4 うまく治療に向かわせたい 本人の心境をイメージし、適したタイミングで気持ちを伝える(本人に治療を勧める1―本人の気持ちの揺らぎを見逃さずに治療につなげる;本人に治療を勧める2―本人がその気になったとき、動けるようにしておく ほか)
著者等紹介
吉田精次[ヨシダセイジ]
精神科医。精神保健指定医。社会医療法人あいざと会藍里病院副院長。1981年徳島大学医学部卒。1982年社会医療法人あいざと会藍里病院勤務。2001年、依存症治療を開始。2006年から依存症家族勉強会を開催し、依存症問題に悩む家族のための援助プログラム「CRAFT」を全国的に広める活動を行う。2010年より同病院副院長。2017年藍里病院依存症研究所所長に就任。日本アルコール関連問題学会評議員、全日本断酒連盟顧問、徳島ダルク後援会代表、徳島自殺予防面接技法研究会世話人、徳島県自殺予防協会いのちの希望評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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