内容説明
「安心」とは、人との関係性や環境への信頼感覚。本来、人が「安心感」を得るには、それを感じるための「土台」を育む必要があります。誰でもできる簡単なワークで、安心の土台を育てましょう。
目次
はじめに あなたの中に「安心のタネ」を育てよう!
あなたの心と身体、「安心」できていますか?(その緊張・疲れは「安心」が足りていないのかも;身体のこわばりは心のこわばり ほか)
第1部 「安心」のカギは、3つの神経と4つのモード(神経って、どうなっているの?;「安心」のしくみ ほか)
第2部 「安心」を育てる2つのスイッチ・47のワーク(バックスイッチ18―一人でほっこり、のびのびリラックス;フロントスイッチ29―つながりモードを育て、温かリレーションをつくる)
おわりに いつも、何があっても、「安心」に戻って来られる
著者等紹介
浅井咲子[アサイサキコ]
公認心理師/神経セラピスト。立教大学卒業後、外務省在外公館派遣員として在英国日本国大使館勤務。その後、米国ジョン・F・ケネディ大学院にて、カウンセリング心理学の修士課程(身体心理学専攻)を修了。教育センターや企業内で相談員として勤務する。2008年よりセラピールーム「アート・オブ・セラピー」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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猫路(ねころ)
19
副交感神経の中にも背側迷走神経、バックスイッチ、腹側迷走神経、フロントスイッチがあることを初めて知った。一旦、交感神経が高ぶると戻すのに時間がかかるため、大変でした。このストレッチや取り組みは参考にします。2024/10/20
saoring٩(๑•ㅂ•)۶
11
軽いタッチ、優しい語り口で、自律神経を整える簡単なワークがたくさん紹介されています。交感神経と副交感神経って聞いたことがあったけど、今は興奮・緊張しっぱなしな人が多く、生命を維持するための最後の防衛手段としてあらゆる機能を低下させるってのは「ぞっ」としました。 ぼーっとする時間を取って身体を温めるとか、変顔したり声を出して顔や喉を動かす簡単なワークばかりです。 冒頭に自分の状態がわかるチェックテストがあるのもよいですね。私はほぼフルコンプ状態から減ってきました。2022/09/16
なこ
7
トラウマケアを専門とする心理師の先生がおすすめしてくれた本。交感神経と副交感神経のバランスを整えることはよく聞きますが、背側腹側副交感神経については初耳で、副交感神経の中でも種類があり育む順番があるんだなと驚きました。ポリヴェーガル理論についてもう少し知っておきたいです。2023/11/22
yoei H
4
身体に感覚を取り戻し、神経系から心の問題を解決していく方法がかわいらしいイラストで具体的に紹介されている。 日常的にリラックスしたいときに取り入れていきたい。2022/02/16
たらこ
4
ポリヴェーガル理論に基づくワーク。まずはやってみよう。2021/03/10