内容説明
治りが早い人と遅い人は、どこがどう違うのか?「4つの病期」別サポートで長引かせず順調に元気になれる!完治にいたる支え方。
目次
1 半月以上様子がへん 夫のSOSをキャッチし、上手に医療機関へ(うつ病の兆候1 声が小さい、愚痴が増えたら黄色信号;うつ病の兆候2 好きなことができなくなったら赤信号 ほか)
2 二人三脚で治す 夫婦でうつ病を理解し、治療をスムーズに(うつ病のメカニズム―脳内の神経伝達物質が欠乏することで起こる;うつ病の進行と治療―週に1回受診し、薬で治す。治療には段階があり、2~3年で完治する ほか)
3 治療段階別のサポート うつ病を長引かせないために家族ができること(治りが早い人・遅い人1 初回、定型のうつ病、抗うつ薬が合う人は治りが早い;治りが早い人・遅い人2 家族の仲が良く、うつ病への理解が深く、経済的なゆとりがあるほうが治りは早い ほか)
4 周囲に助けを求めて 妻自身が心の声に耳を傾け、共倒れを防ぐ(共倒れ思考―過度な責任感は捨てる。キレやすくなったら赤信号;つらいときは―まず夫の主治医に相談。妻のサポート態勢を作る ほか)
著者等紹介
浅井逸郎[アサイイツオ]
精神科医。医療法人社団ハートクリニック理事長。東京大学文学部卒業後、1993年千葉大学医学部卒業。2003年ハートクリニック開業。大船のほか、町田、横浜、小田原にも展開する。各種心理検査、身体検査を行い、データに基づいた客観的治療を実施。薬物療法だけでなく、認知行動療法、リラクセーション、カウンセリングなど医学的にも心理学的にも評価の定まった治療法を総合的に行う。また、家族に向けて学びの場を提供。ウェブサイト等を通じて精神疾患のさまざまな情報を発信している。精神保健指定医。多文化間精神医学会理事。環太平洋精神科医会議理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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