内容説明
レポート・報告書・企画書、報・連・相、交渉・商談、プレゼン・スピーチ。考えがスッキリまとまり、言いたいことがキチンと伝わる!
目次
1章 「論理的思考」について知る―順序よく、ものごとを結論に導くためのコツ(そもそも、論理的思考とは?―あらためて基礎を知っておこう1;論理的な文章・論理的な説明には特徴がある―あらためて基礎を知っておこう2 ほか)
2章 筋道を立てて考える―自分なりに内容を決め、思考するためのコツ(「自分の頭で考える」とは、どういうことか;大きなテーマのものを深掘りする ほか)
3章 しっかり理解する―自分の言葉で、端的にまとめるためのコツ(「当たり前のこと」に疑問を持ってみる;「なぜ?」に答えを出す ほか)
4章 わかりやすく伝える―どんな相手にも、きちんと説明するためのコツ(頭のなかにあるものをまとめる;相手に伝わる言葉を選ぶ ほか)
著者等紹介
北村良子[キタムラリョウコ]
1978年生まれ。有限会社イーソフィア代表。パズルを解くのが趣味だったことから、次第にパズルを作るようになり、パズル作家となる。現在は、企業のキャンペーン、書籍や雑誌、新聞、TV番組に向けたパズルを作成している。多数のパズル問題と向き合う中で思考実験に出会い、さらに問題作成の可能性を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のんぴ
11
論理的思考力を身につけるには、前提条件として思考体力が必要で、面倒がらずに読む根気も必要です。すぐ、簡単に、結果が手に入る便利な環境に慣れ過ぎた身には、相当がんばって読まないとだめで、楽しみながらステップアップはできない。でも参考になったところは、5歳の子に説明できるぐらいでないと本当に理解しているとは言えず、それには普段から、なんでも疑問に思い理解を深める。結論を述べてから理由を説明。木を見て森を見ずにならないよう、全体像から話始める。時系列や数字を入れた説明、視覚化でわかりやすくなる。など…2019/04/26
リハヒロ
5
論理的思考って本を読んだだけだと考え方はわかっても実践って難しい。数学のように問題を解いて練習することで、身につき、実践することが可能となる。こんな本を探していました。2018/02/12
柊
3
部分的に問題があって面白かった。考える際には選考基準を設けることが必要。何について考えるか、から始める。2018/11/07
やすにぃ
2
これで論理的思考力がつくとは思えないけど、問題を解くことで、脳が活性化される気はする。2018/08/01
れもん
1
論理的思考になるための道筋や実際のトレーニング方法が記載されていて、学んだ事をすぐにアウトプットできるようになっている。 考えるときは闇雲に考えるのではなく、まず何について考えるのかを決めるようにする!この部分が今まで漠然としていて「ただ思っているだけ」の状態になっていたのだと思う。 理解したとこを自分なりに纏めることも今後実践していきたい。本当に本質まで理解できているのかアウトプットして確かめてみる。 考えていることや理解していることを相手に伝えるコツは、結論を先に伝え別の言葉で説得性を持たせる!2019/10/30