出版社内容情報
岡野雅行は、プロサッカー選手としての現役時代は日本代表にも選出、「ジョホールバルの歓喜」で国民的英雄になるなど活躍。2013年の現役引退後は10年以上にわたってガイナーレ鳥取のGMを務め、2025年からは南葛SCの事業本部長、古巣である浦和レッズのブランドアンバサダーとして活動している。
ガイナーレ時代は自らの足で鳥取をはじめ各地を巡って人々と会う地道なスタイルで協賛を獲得、一方で地元の海産物や農作物などを売って選手獲得資金にする「野人プロジェクト」、国立競技場や甲子園などの芝生を養生して販売する「Shibafull」など、鳥取の利点を生かした独自のプロジェクトも実施。地方クラブで培った知見を、今度は首都圏クラブで生かそうと奔走している。
日本サッカー界のヒーローであり、指導者や解説者はもちろん、明るいキャラクターでタレント転身などの道もあり得た中、岡野氏はどんな思いを抱いてサッカービジネスに携わってきたのか。そして、地方クラブ、首都の新興クラブ、国内屈指のビッグクラブにそれぞれ携わる中で見た、サッカーの可能性とは。
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